さて夏休みも3日目に。

 

そもそも1日目と2日目は普通に土日の休みだから夏休みと言えるのだろうか?

そんな哲学的な事を考えていると今日3日目が本当の意味で夏休み初日と言えるだろう(どうでもええわ!)。

 

平日である!

月曜日である!

一般的な企業なら夏休みは大体8月なのでまだこの時期はみんな働いているはずである!

 

で、疑問が湧くのだが、独身のおっさんたちは夏休みに何をしているのだろうか?

例えばこれが若い独身男性なら仲間内で海に行ったり、川でBBQをしたりして夏休みをエンジョイするだろうし、家庭のあるおっさんなら家族サービスやら家族旅行など本人の意思とは関係なく義務的な行事があるはずだ。

 

しかし、独身のおっさんともなるとイマイチ想像がつかない。

私の場合はまあスポーツ観戦が最上位に来るが、今日も神奈川県の高校野球は予備日で試合がない。

東京都の高校野球は行われているのだが、明日・明後日と連チャンでハマスタへ行く身としては体力温存のため、あまり興味のない東京都大会へ無理して足を運ぶ気にもなれず。

その他のスポーツの試合はまぁ平日の昼間に行われているのはよっぽどマニアックなイベントくらいだろう。

 

じゃぁひとり旅にでも出掛けたら?

しかし、これは先日のブログにも記載した通り、今年の夏休みは流動的であったため宿の予約を入れる事が出来ず、見送り。

(8月に行く・・・某避暑地へ)
 

昼間から一人飲み?!

実はぼっち行動がメインの私であるが一人飲みは基本的にはしない。

なぜかというと間が持たないからwwwww

一人飲みするくらいなら家で美味しいおつまみ買い込んでリラックスしながら飲むわwww

数少ない飲み仲間と飲みに行くにしても、さすがに7月の平日の昼間に暇してる人なんていないから誘う気すら起きず。

 

ギャンブルは?

パチンコや競馬・競艇・オートレースの類いは一切やらない。

なので私は水●一平氏的な教科書に載るような偉人にはなれないだろう。

 

他に独身のおじさんが夏休みに行きそうな場所というか趣味は何だろう?

 

風俗?!

いやいやいや、ただでさえ滅多に行かない草食系落ち武者男子の私だがコロナが世に蔓延してから本当に全く行かなくなった。

感染が怖いからというより、もうそっち方面は別にいいかなっと。

もはや繁殖機能が衰えた死期の迫った悲しき雄と言ったところか。

 

ジョギングやらジムなどで体を動かす?!

もともと運動は嫌いだし、膝が半月板損傷してからは走るのさえ怖いので絶対にこのジャンルはNG。

 

ということで、何もやることなし!

じゃぁ家でゴロゴロしてろ!!!!!

 

●達公子「Shut Up!雑談ばっかり!!何が言いたいの(怒)早く本題に入りなさいよ(怒)」

 

 

ふふふふふふっ

 

こんなこともあろうかと私にはとっておきの趣味がある。

 

それは「知的好奇心の探求」。

 

まぁそんなかっこいい事ではないのだが、美術館やら博物館へ行くのもスポーツ観戦と並んで趣味の一つとして有しているのである。

 

というわけで、知的好奇心を満足させてくれるエリア

「上野」へ。

 

さすがに月曜日の午前中という事もあって空いていた。

上野動物園や美術館系は月曜日休みというのもあるが。

 

そんな月曜日でも開館していたのが

カハクこと「国立科学博物館」。

 

現在開催中の特別展「昆虫 MANIAC」。

 

 
大人は2100円。高校生以下は600円。
屋内なので当然涼しくて快適。
 
高校の授業で理科は選択科目だったのだが、自分は生物を選択していた。
なので2023年春開催の恐竜展やらこの昆虫展はやはり興味が湧く。
この時期開催なので内容が小学生向けの生温い系だったらどうしようかと心配したが杞憂に終わった。
 
結論から言うと、子供から大人まで楽しめる幅広い内容となっていた。
さすが「カハク」様wwwwww
 
今日は7月22日ということもあり、もう小学校は夏休みに入ったのだろうか?館内は小学生の家族連れが8割を占めていた。
そんな中で昆虫をジロジロと観察している落ち武者おじさんはある意味変人か?それとも本当の研究者か?と奇妙な目で見られながら(←被害妄想www)ひとりブツブツと呟きながら知的好奇心を満足させていく。
 
ちなみに館内の展示物は映像系を除いて、基本的には写真撮影可能。
(動画やフラッシュ撮影はNG)
 
なのでいくつか画像をあげながら紹介。
 
「昆虫は変態する」
ふふふふっ人間も変態になるぞ。
「私は変態になり切れない変態だから不完全変態だな、ふふふっ」と、まるで中学生のようなつまらないギャグを脳内で再生しながら入り口を奥へ進む。

 

最初のうちは図鑑の1ページのような展示で、

「うっまさか・・・最後までこんな感じなの?」と心配するが、ここはあくまでもイントロデュース。

 

 

いわゆる、Gである!

 

これも様々なGである!

 
うげぇぇぇぇぇぇぇぇ昆虫界の嫌われモノの画像なんて載せるなよ!
 
しかし、安心して下さい。
 
動きませんよ(笑)
 
そう、そうなのだ。
所詮動かないGなんてただの虫に過ぎないのだ。
恐れるに足らぬわ!
 
家に入ってチョコマカ動き回るから嫌われるのだ。
カブトムシのようにのんびりと樹液でも吸っていれば嫌われることなんてなかっただろうに。
 
でも、やっぱり一番嫌いな虫は圧倒的1位で「G」。

 

セミも羽が黒い奴は何となくGの一種に似ているなぁ~なんて頭の中がGショック状態。

 

 

実際にセミの鳴き声を聞けるコーナーがあったり、アメリカの素数ゼミの捕獲のレポートがあったり、結構面白かった。

 

カマキリもいろんな種類がいるんだねぇ~

今回の展示とは関係ないがTikTokなどでカマキリvsスズメバチみたいな動画があってお互いを食い合う映像は結構ショッキングだから検索してみてね。

 

なるほど、なるほど。

人間社会と同じですね。

 

巨大な昆虫模型も迫力がある。

 

 

 

 

蛾と蝶のコーナー

 

 

 

同じように羽があって宙を舞う昆虫であるが、基本的に茶色の蛾は嫌われ、鮮やかな色の蝶は好まれる。

 

これこそまさに「ルッキズム」そのものではないか!

 

ルッキズムがどうのこうの言っているそこのあなた!

 

「汝先ずは蛾を愛せ」

 

毛虫や芋虫もかなりグロテスク。

しかし、幼虫の時は同じような見た目だけど成虫になると

蛾になるか蝶になるかで扱いがだいぶ変わってくる。

人間社会と同じですね(違

 

昆虫展ではあるが、蜘蛛やムカデなどのいわゆる「ムシ」も展示されている。

 

 

ただ、このクモのコーナーは子供の目線の高さに合わせて作られているため大人は腰を落として覗き込むようにしないと見られないのがつらかった(苦笑)。

 

カブトムシやクワガタはやっぱりカッコイイね。

Gだって角や大あごがあればこんなにも嫌われなかっただろうに。

 

 

ゾウムシやカマキリって日本だと地味な色の印象があるけど、海外にはこんな鮮やかな種も存在する。

 

 

絵本作家の舘野鴻氏の絵本「うんこ虫を追え」のコーナー。

 
子供ならうんこというフレーズに奇声を上がながらテンション爆上がり間違いなし。
絵本作家でありながらコガネムシ研究をしているという異彩を放つ舘野氏のこのエリアは必見!

 

アンガールズの山根さんが番組の収録中に新種を発見するという偉業を成し遂げた。

実物は小さすぎて、よく分からなかったがアンガールズは田中卓志さん共々ただのキモイ人たちではなく、偉大な人たちであることを世に知らしめる発見である。

つまり「人は見た目で判断するな」という教訓だ。

分かったか!子供達よ。

 

最後になかなかいい言葉が書いてあった。

多様な価値観を受け入れる世の中が大事なんだよ!的な。

でもみんなGは嫌いだけどね(苦笑)。

 

そして、今回の特別展に協力してくれた研究者たちへの質問形式のインタビューが掲載されているのだが、最後の質問が家にGが出たらどうしますか的な。

なんちゅう質問しとるんやwww

 

研究者たちの実際の答えは行って確かめてくれ(笑)。

 

特別展のチケットがあれば、常設展も見られるのだがちょうどお昼だったので私は出口へ。

暇な人は涼を求めて1日楽しめるオススメスポット

「国立科学博物館」へGo!

 

 

外に出ると猛暑の空が広がる。

いつもなら外国人観光客でいっぱいの上野公園も人がまばら。

この景色が貸し切り状態とはなんと贅沢な・・・暑いけど。

 

 

 

緑もたくさんあって癒されるなぁ~暑いけど。

 

 

そんなこんなでリフレッシュ出来たので、体力もばっちり回復。

明日は準備万端でハマスタへ向かうぞ!!!