日本生命 セ・パ交流戦もいよいよ後半戦へ。

6月8日(土)終了時点で、横浜DeNAベイスターズは4勝7敗の9位。

う~む、二年連続の優勝が厳しい状況に。

 

何より先発ローテーションはケガ人続出で崩壊状態。

リリーフ陣も山﨑投手・伊勢投手・三嶋投手・石川投手は不調で2軍落ち、上茶谷投手は先日の走塁中の捻挫で2軍落ち。

打者も宮崎選手が軽い肉離れで2軍落ち、佐野選手は調子が上がらないし全体的に得点が奪えない。

飛ばないボール云々の前に打線が不調すぎる・・・。

 

そして何故かわからんけどホーム・ハマスタでの勝率がここまで3割ちょっと。

日曜日に至ってはオープン戦も含めて未だにハマスタでは勝利を上げていないという情報も・・・。

土曜日には急遽、育成枠からディアス投手と堀岡隼人投手が支配下登録されると即1軍昇格。

さらにはディアス投手はその日のうちに登板するという荒業。

そっ・・・そんなに人材がいないのか・・・(涙

まるで戦前日本の国家総動員法が発令された時のような状況じゃないか!知らんけど。

 

そして今日、日曜日の先発はドラフト5位ルーキーの#54石田裕太郎投手。

対するソフトバンクホークスの先発は大ベテラン#21和田毅投手。

松坂世代最後の現役選手。

学年で言えば私の2個下。

膝が痛くて「もうワシも長くはないなぁ・・・」なんて言っているジジィT川氏とは大違いwww

片や奥さんは仲根かすみさん(元タレント)で年俸は2億円(推定)でプロ野球界の大物。

片や独身でハゲで最近は老害病を発症しつつあり、年収は300万円台で会社の片隅に細々と存在する契約社員。

同じ人間でもここまで違うのか・・・(苦笑)。

 

ソフトバンクはパ・リーグ首位を独走中。

交流戦も現在2位で優勝を虎視眈々と狙っている。

 

現在のT川氏「二か月前の俺よ!なぜソフトバンク戦のチケットを取ったのだ!」

二か月前のT川氏「しょうがないじゃないか!今年の交流戦、ハマスタで土日開催するのはソフトバンク戦しかないのだから!俺に文句言われてもしらんがな(怒」

 

そんなこんなで試合が始まる前からかなりテンション低め。

今日の試合、勝ち負けはこだわらないから矜持を見せて欲しい。

最終回まで見たいと思わせるような内容の試合を是非ともお願いしたい・・・

 

と、そんな弱気な事を思っていると目の前に現れたのが・・・

 

伊達●子「Shut Up!ネガティブばっかり(怒)、どうしてもっとポジティブに応援出来ないの!!」

T川氏「す・・・すみません・・・根がネガティブなもので・・・」

 

今日はDB応援内野指定B席(3塁側内野席)

曇天の空はまさに今のベイスターズのチーム状況を表している。

 

今日の試合はマルハニチロ サカナクロスゲームということで入り口でプレゼントが。

 

 

 

 

今日のスタメン

 
 
もう、結果なんて気にしないで全力でホークス打線に向かって行って欲しい!
「頑張れ!頑張れ!裕太郎!!」
1番・2番と連続三振で上々の立ち上がりに見えたが、2連打と四球で満塁のピンチ。
「あぁぁぁ、このパターンは・・・」
しかし、ここで石田投手はよく踏ん張った。
6番柳町達選手をファーストゴロで打ち取り無失点で切り抜けた。
 
ホークス先発は和田毅投手。
T川氏「緩急織り交ぜたピッチングでベイスターズ打線を手玉に取るんだろうな・・・」なんて思いながら見ていたら・・・
連打と四球で無死満塁。
ここで迎えるは4番#2牧秀悟選手!
 
届け我らの声~!
 
和田選手の投じた2球目を打った瞬間、入ったとわかる鋭い当たりがレフトスタンドに突き刺さる!
 
グ・ラ・ン・ド・ス・ラ・ム!!!!
 
確信歩きからのバット放り投げ!
 
 
 
 

カッコ良すぎるぜ!牧秀悟!!

今までの鬱憤を晴らすが如く見事な満塁ホームラン。

中央大学の後輩・石田裕太郎投手を援護する一打。

 

2回表には抜ければ長打という当たりをレフト#25筒香嘉智選手がダイビングキャッチ!

バックがルーキーの初登板を盛り立てる。

筒香選手のファイプレーなんて1年に1回あるかないかだぞwww

(↑失礼だぞ)

そんなプレーが飛び出すなんてやっぱり今日は何かが違う。

 

先発・石田投手は4回に1失点するものの5回を投げて被安打5、失点1の好投で勝利投手の権利を得てマウンドを降りる。

 

6回からは貴重な中継ぎ左腕の#20坂本裕哉投手。

6回をナイスピッチングで無失点に抑える。

なんだか毎日投げている気がする・・・

この1週間は4/6試合登板。

早く石川達也投手が戻ってきて左腕の負担を軽減してあげて!

 

すると6回裏には1死2塁から8番#55井上絢登選手がタイムリーツーベースを放ち追加点。

ルーキー・井上選手にとってはプロ初打点!

 

 

なんか今日は凄くめでたいゾ!

不思議なくらいめでたい!

 

7回表からは3番手の#15徳山壮磨投手が。

エラーなども絡み3安打されて2失点。

さすがに登板過多による疲れが溜まっているように感じた。

 

しかし、ウェンデルケン投手や伊勢投手や山﨑投手が2軍にいる今、勝ちパターンとして徳山投手に頼らざるを得ないのも現実。

 

2死1,2塁のチャンスを作りイケイケムードのホークス。

打席に迎えるのは昨シーズンいろいろあってなんだかんだでホークスにFA移籍した#25山川穂高選手。

ここで三浦監督は4番手の#48京山将弥投手にスイッチ。

かつては先発ローテーションの一角を期待されながらなかなか結果が出せなかった京山投手。

昨シーズンに至っては1軍での登板なし。

移籍も止む無しかと思われた今シーズン、2軍に招聘した入来投手コーチの指導により速球の威力が増しコンスタントに150km/h台のストレートが持ち味に。

今日も山川選手にひるむことなく直球で勝負し、見事に打ち取る。

 

ピンチのあとにはチャンスあり!

7回裏には1死1,2塁のチャンスを作ると打席には5番#25筒香嘉智選手。

ホークス4番手・#48藤井皓哉選手から豪快な一打を右中間スタンドに運びスリーランホームラン!

 

 

 

なんとこのホームランで筒香選手通算1,000本安打達成!

 

 

いやぁ~、今日は本当におかしいくらいめでたい出来事が起きる・・・。

ここであることに気づく!

 

はっ!もしかして、昨日高幡不動尊へ行った御利益では?!

あちこちの賽銭箱にお賽銭入れたし、ちゃんと願をかけて来たし。

 

ふふふふふふふっ

あの光はやっぱり逆光ではなくて後光だったのだ!

image

 

8回表からは5番手の#62ウィック投手。

1点を失うがまだまだ4点差あるからねぇ~。

 

9回表からは4点差あるが守護神・#45森原康平投手がマウンドに。

 

 

しかし、1死から栗原陵矢選手にソロホームランを浴びて3点差に。

さすがパ・リーグ首位のホークス。

ただでは終わらない。

しかもこの直後から突如雨が降り出し、観客は逃げるように出口へ向かう。

 

しかし、私は用意周到。

100円ショップで購入したポンチョがいつでもVickies Bagの中に忍ばせてあるので急いで着込む。

絶対に試合終了まで見届けるんだ!

こんな嬉しい試合は最後まで見ないと帰れない!

その後はツーベースを打たれるが、何とかピンチを凌ぎゲームセット!

リリーフ陣の失点がちょっと不安材料だけど

8-5で

\横浜優勝/

 
 
いやぁ~、それにしてもいい試合だった。
ハマスタ今季初の日曜日勝利。
そしてプロ初先発初勝利の石田裕太郎選手おめでとうございます!
牧選手のグランドスラムや井上選手のプロ初打点、筒香選手の1000本安打となるスリーランホームラン。
もうお腹いっぱいだよ~!
 
普段は自虐的で愚痴ばっかりのベイスターズファンもこの日ばかりは歓喜の歓声が圧倒的!
 
これがあるからベイスターズファンはやめられない(笑)。
 
他チームのファンからはあーだこーだ言われたくないね!
 
何だかんだ言ってもこんなチーム状況でもチケットは売り切れだからねぇ。
みんなベイスターズが好きなんだ!
ベイスターズを愛しているんだ!
ただちょっと素直をなれないだけなんだ(笑)
 

 

I☆YOKOHAMA
 

試合後のT川氏「二か月前の俺よ!よくぞ今日のチケットを取ってくれた!褒めて遣わすぞ!!」

二か月前のT川氏「単純なジジィだなぁ(苦笑)」

試合後のT川氏「人間だもの・・・」