復興について記載のあったメルマガをみて思ったこと
(メルマガは、この記事の一番下のURL参照)
―――以下、引用―――
余震が落ち着き、原発問題が一応の落ち着きを見せたとすれば
そこからは復興に向けた道のりが始まることでしょう。
とても長く、険しい道のりでしょうけれども
ある時期からは、その方向に一斉に世の中が動き出すかもしれません。
それは素晴らしいことだと思います。
しかし、あえて言えば、その復興とは
決して「元に戻す」ことではないはずです。
災害前の状態が、皆にとって最高の状態だったわけではありません。
おそらく、高齢化・過疎等の構造的な問題を抱えていた地域、産業の衰退していた地域も
あったはずで目指すべき姿は「元の姿」ではないはずです。
何よりも、ここまでの大災害が起きてしまうと、全ての前提条件が変わってしまっています。
以前、そこに存在したコミュニティ、成立していた産業にはそれが存在する理由があったはずですが、それが全て失われたとすれば「元に戻す」ための努力は、
「ゼロから新しく何かをつくる」ことに注がれるべきかもしれません。
壊れたから直す。その発想が危険なのです。
しかし、世の中が大きく「復興」に向けて動き出すとき、人々は
「復元」を目指しがちです。
何とか「営業を再開したい」という方向に動き出せば、それを社会全体が応援してくれるかもしれません。
ただし、それが本当に良いことかどうか、「復元」ではなくて
ゼロからの「創出」でなければならないのではないか・・・
ということは、個々に自分自身で考えなければなりません。
社会の動きに乗ってしまうと、その自分自身の思考がストップします。
本当は、政治や行政に、大局的なグランドデザインを描いてもらいその中で、自分たちでゼロベースから考えるという流れが理想ですが、実際には簡単ではありません。
―――引用ここまで―――
「復興」は単に元の状態に戻す(復元)のではなく、
将来のビジョンを描きゼロからの創出であるべきだと。
口で言うのは簡単で申し訳ないんですが、
東日本の被災された皆様にもこういった意識で復興していただきたいと願います。
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