図書館で、タイトルに惹かれて借りた本。
どこかで聞き覚えのある名前、、、と思っていたら、
この方、作詞家でSMAPにも歌詞を提供してるんだよね

因みに男性ですよ!
こころのつづき 森 浩美
些細な日常の中に潜む、人の心の光と影。。。
心の中は、誰にも見えない。わかってほしいことも、
知られたくないことも。そして、心は、決してそこに
立ち止まらないんだ。。。
8つの物語を収めた短編集。
でも、ひとつのお話の中には、次のお話に繋がるキーワードが隠されていたりして、
憎い演出となっている。
主人公は、若い女性だったり、サラリーマンの父だったり、ダンシ学生だったり。
けれど、それぞれの心を上手に捉えている。
そう、、、心は決して立ち止まらない。
何かに悩んでいても、そこに留まらない。
良くも悪くも必ず続きがあって、心は動いてるんだよね、いつも。
悲しいことも。つまんないことも。さびしいことも。
ずっとそのままでいることはない。
まわり道をしても、心は必ず答えを見つけてくるんだよ。
そして、そこからまた始まるんだ。
心の続きが。。。
“シッポの犬”では、ホロリ。
“小さな傷”では、きゅんとして。
“お日さまに急速を”で、ほっこり。
サクサク読めるお話でした

私のこころは、どこに繋がっていくのかな?
明日に希望をのせて
