冬休みに向けて、図書館でまとめ借りをしてきた

好きな作家さん、初めて読む作家さん、目が合った本。。。
その中の1冊一気に読む。
初めて読む作家さん!
ピアノ・サンド 平田 俊子
心に抱えるコンプレックス。誰もが自分の中に持っている、
自分の中のマイナス点。誰かと関わる中で、厭でも見つめなければ
ならない自分自身と向き合う主人公。どこに救いを見つけるの?
表題作の『ピアノ・サンド』と『ブラック・ジャム』の2編からなる。
元々は詩を書く人だったという著者。
文章は短く、まわりくどくない。
その分、読み手の想像力が必要かも。風景や、情景。。。
どちらの物語も、コンプレックスを抱えて生きている女性が主人公。
ひとりで生きる、生きていく、生きてやる、、、と強がっているような。
でも、本当は心細くて、誰かに側にいてほしくて、誰かに支えてほしくて、誰かに優しくしてほしい、、、
心の鎧は、どうやってら取り除けるんだろう・・・?
自分自身を救うのは、やっぱり自分しかいないのかな?
心の強さは、自分を信じて好きになることから生まれるんだね

サクサク読み進んでいける作品!