夏休み、、、どれだけ読めるかな~
思ってたより、読書の時間が取れなかったりして、、、あせる
 
時間があるようで、意外と思い通りには進まない夏時間
でも、少しずつでも活字に触れていたい。。。
 
 
                  子どもの四季  ~鎌倉風物詩        大藤 ゆき
 
              お正月、お節句、夏祭り、、、年中行事や子どもの誕生をめぐる行事を、
              月別にまとめて解説。昔ながらの子育ての知恵、行事の意味を、
              鎌倉を中心に探る一冊。
 
 
子どもが生まれた時、親が子どもに託すイチバンの願い。
「無事に、元気に成長すること」
今も昔も変わらないこと。
 
自分のお茶碗、自分のお箸を持つ日本の文化。
そこに込められた意味を探りながら、先人達の子どもに対する深い愛情を感じる。
 
「命」に対し、畏敬の念をいだいてきた日本の親達が、それぞれの行事に込めた願い。
 
しみじみと、静かな感動を覚える。
大切に、受け継いでいきたいものが、ある。  
 
   『人の一生の中で祝いが多いのは、7歳までの子どもの時期と、60歳以後の老年期。
    特に満1歳までに集中しているのは、不安定な命を大勢の人々の心と力によって、
    守り育てようとしたから。。。』
 
人は、ひとりでは生きていけない。
子ども達は、大勢の大人達に守られ、育てられていくことが大切。   
 
今、失われつつある“地域教育”を見直すきっかけを、この本から見つけ出せるかもしれない。