今日は、市PTA連絡協議会主催のセミナーに参加。
テーマは、『これまでの災害から学び、今後の災害に備えよう!
~自助・共助・公助の役割分担』
ここのところまた、鎌倉も揺れることが多いし、、、
今朝は、東北でまた大きめの地震があったばかり。
講師は、佐藤紘志氏。
元防衛大学教授で、現在はNPO体験学習支援センターの理事(防災担当)をされている方。
この度の東日本大震災で、鎌倉の人たちも帰宅難民になったり、計画停電があったりと、
決して人事ではない、と感じているはず。
地震大国、と言われる日本がたどってきた災害の歴史。
そこから学んで進歩してきた技術と知恵。
緊急地震速報など、地震に対するシステムはかなり進んできた。
けれど、地震を完璧に予知することは、今の段階ではムリ。
地震への備え、『基本は事前の対策!』
大切なのは、日頃から“備える”こと。
・家族で話し合い、イザという時の避難場所、集合場所、連絡方法を決めておく。
・NTTの災害ダイヤル「171」は、体験利用ができるので訓練しておくとよい。
・災害のとき、「自分の命は自分で守る」、「一人ひとりが、自分の判断で行動できるように!」心構えが必要。
今回の震災でも、地域のコミュニティーの大切さが見直されている。
「普段から備える」ということは、家族だけでなく、
近所の人たち、地域の人たちとの関わりをもち、コミュニケーションをとっておくことが大事ってこと。
ひとりの力は小さいけれど、みんなで助け合って災害を予防する。助け合う。乗り越える。
人と人のつながりは、本当に大切。
それは、災害に対してだけではなく。
佐藤氏の好きな言葉・・・『一灯照隅』最澄
自分一人からでも、始める勇気
