本好きコミュのレビューで、皆さんが面白かったと書いているのを見て、
「読んでみたい!」と図書館に予約。
ちょうど葉桜のこの時期に、私のもとにやってきた!
葉桜の季節に君を想うということ 歌野 晶午
とある女性から“おじいちゃん”のひき逃げ事件の真実を調べて欲しいと
頼まれた主人公・将虎。以前探偵事務所に勤めていた頃の知恵と体力を
活かし、悪徳商法の会社の悪行が絡んでいると突き止めた将虎。
ひき逃げ事件の衝撃の真実とは、、、、?
主人公の将虎の現在と過去を織り交ぜながら、話は進む。
主要人物「さくら」「安さん」「節子」。
まるで無関係のように別々の様子が描かれているのに、
読み進めると意外な展開が待っている!
分厚くて字が細かいので、「読み終えるの大変かな~」と思いきや、
展開が気になって、サクサク読み進んでいけた。
巧みな描写で、読み手を裏切る。
ミステリー慣れしていない私は、まんまと騙された。
ひき逃げ、悪徳商法、ヤクザ絡みの殺人事件、、、
いろんな要素がひとつになるとき、思わず「お~~~!そうきたか!」と・・・!
読後、改めてタイトルの意味について考える。
「なるほど~!」

葉桜の季節、ね。

このタイトル、いい!

私は『葉桜の季節』に、誰を想ってるかな・・・?
