次男の小学生時代、一緒にPTA活動をしていたAさんから勧められて、
図書館に予約していた本がようやく届いた!
ごえんの法則 ~五つの「えん」の意味を解く
小林 正観
人生を有意義に、楽しく過ごすためのヒントを、
「縁」「円」「援」「宴」「園」の五つの「えん」になぞらえて語った
“語り下ろし”の本。
この本を勧められたきっかけは、次男が通っていた小学校で活動していた「こころとからだを考える会」のミーティングのとき。(保護者向けの勉強会を企画する会)
この会から発行している新聞の企画会議のとき、
「親が笑ってないと、子どもも楽しくないよね。」
「自分にゆとりがないと、人に優しくできないわ。」
「心の持ちようで、見方が変わるよね。」
などと話していたときに、Aさんが、
「今読んでる本なんだけど、フムフムなるほどって思えることが書いてあるよ~!」
と教えてくれたのだ。
早速予約をしたんだけれど、、、待つこと5ヶ月

やっと届いた~~~!
その中から、いくつか抜粋で
・未来はこの瞬間から変えられる。生き方のコツは、正しいかどうかではなく、楽しいかどうかだ。
・どんなジャンルの仕事でも、その仕事を極めるプロフェッショナルには、
相手を観察する「目配り」、相手も気持ちを読む「気配り」、相手を喜ばせる「心配り」の3つを兼ね備えている。
・新築の家には7人の神様が舞い降りる。
1番目の神様は華やかな応接間に、2番目の神様は次に華やかな玄関に、3番目は居間、4番目は寝室、
5番目は台所、6番目はお風呂と洗面所、7番目はトイレの担当になる。
何故到着する順番が違うのか?それは持っている荷物の大きさが違うから。
1番目の神様は手ぶら、2番目は小さな紙袋、3番目はセカンドバッグ、4番目は小さなナップサック、
5番目はリュックサック、6番目はやや大きめのリュックサック、7番目はバックパッカーのように
大きなリュックサックを持ってくるから。 つまり水回りを綺麗にすれば、お金が貯まる。
・7つの要素
人間の心の中には、7つの要素が根源的に備わっている。「明るさ」「温かさ」「優しさ」「厳しさ」「奥深さ」
「謙虚さ」「感謝の心」
しかし「欲望」「執着」「不平不満」「怒り」などの「自我」に目覚めることで、7つの要素を隠してしまう。
「自我」を捨て去ることが出来れば、7つの要素が正常に働き始める。
・「愛する」とは「応援する」こと
相手がどんな状況に置かれようとも、一生涯応援し続けていく。
相手を慮って、こちらから愛する。「応援=愛」。
・人生の目的は何か?
「自分の存在が喜ばれている、という喜びを実感しながら生きていく」ということ。
・誰と「園」とつくるか?
40歳を過ぎると、「どこへ行くか」ではなく「誰と行くか」。「何を食べるか」ではなく「誰と食べるか」。
40代は人生の折り返し地点。問題は「誰と集うか」。
・「園」という宇宙構造
誰が一番偉いか?比べられない。目の前にあることをひたむきにやる。これがこの世に生まれた意味。
「今」を大事にする心を持つことが、「念」を入れて生きること。
「今」の「心」と書いて「念」。今目の前にあることを大事にする。それが人生で今できる唯一のこと。
途中、輪廻転生や宇宙の法則についての話も出てくるが、そこはサラリと

全体を通して、「感謝すること」の大切さを語っている。
「ありがとう」ということの大切さ。
感謝とは、自分の力の及ばないことを思い知ること。
人は、ひとりでは生きていけないのだから。
人生、日々修行なのだ
