冬休みの読書用に借りてきた本の3冊目。
 
以前読んだ「4TEEN」の続編。
 
           「4TEEN」の記事はこちら
 
あの4人の少年達は、どうしてるのかな?
 
 
               6TEEN         石田 衣良
 
            高校生になり、また少しオトナに近づいた4人。
            だけど、心に抱える見えない不安は相変わらず。
            恋や友情、裏切り、、、降りかかる全てのことに、
            少年達は、どう関わり乗り越えていくのか・・・!
 
 
14歳の、あまりに激しく重い様子を描いた「4TEEN」のストーリーに比べると、
16歳になったテツローたち4人は、ちょっとばかり物分りのいいオトナに近づいたような・・・?
 
“現実”と向き合うことが、よりリアルに感じられる16歳。
心の揺れ、社会への不安、未来への焦り・・・。
 
キュンとする時代、16歳。キラキラ
 
友情モノとしては、「4TEEN」の方がジンと胸に響くかも。
でも、16歳の微妙な心の葛藤は素直に表れていると思う。
 
少しだけオトナに近づいた分、内から湧き出る感情をコントロールできるようになるから?
ただ、がむしゃらなだけじゃなく、冷静に考える力もつくから?
14歳と16歳。
この2歳の違い・・・かなり大きい、と思う。
 
 
ウチの長男、ただいま15歳!にひひ
青春街道、まっしぐら~!
 
 
 「今日はいい天気だね」とか「涼しくなったね」とか言う会話が、何よりも一番贅沢な世界というのは、
 案外悪くないんじゃないだろうか。
 ボクは決心したのだ。 
 これからは自分の好きな人とはきちんとお天気の話をしようってね。
                        (本文より)
 
こんなことに気づくのも、16歳のいいところ!