今年の流行語大賞にもなった、ご存知「ゲゲゲの~」
朝ドラは見ていなかったけれど、その原作は読んでみたいな~と思っていた。
で、図書館に予約していたものが、ようやく手元に♪
ゲゲゲの女房 武良 布枝
漫画家・水木しげるの妻が綴る、出会いから赤貧の新婚時代、
売れっ子になるまでの軌跡、人気漫画家になってからの生活・・・
どんなときも生きる力を信じ、生き抜いてきた水木家の記録を、
妻の目線から優しく、正直に描いたエッセイ。
女性が自分ひとりの力で生きていくことが難しかった時代。
「水木と結婚する以外に道がなかった」著者は、お見合いから5日後には結婚。
お互いをよく知らないまま、「結婚してから家族になっていく」ことを信じ、夫についていくことを決心。
戦争で片腕を失っても、敵地で食べるものに困っても、
その「生きる力」で生還し努力し続ける夫の姿に、妻はただ信じてついていく。
どんなときでも前向きに、柔軟でバイタリティあふれる夫婦。
もちろん不安もあったんだろうけれど。
信じあうって、凄い力になるんだな。。。
水木しげるさんが、好んで書く言葉。
「怠け者になりなさい」
「がんばるなかれ」
「のんきに暮らしなさい」
これらの言葉は、本当の辛さを知っているからこそ出てくる言葉なのだろう。
その言葉の裏にある、揺るぎない信念を感じる。
「人生は・・・終わりよければすべてよし!!」
最後にそう思える生き方、していこう!