この頃、夜空の星たちがとっても綺麗☆
そんな夜にピッタリのタイトルの本を、図書館で見つけた
 
 
            星空のおくりもの          太田 治子
 
           12人のヒロインが織りなす、12の物語。
           憧れ、思い出、夢、嫉妬・・・
           夜空の星に願いを込めて。。。今夜も誰かを想ってみる。。。
 
 
この作家さんは、太宰治の娘さん。
斜陽のモデルになった女性と太宰の間に生まれた子で、「治」の文字をもらって治子。
 
短編集なので、ひとつひとつのストーリーに少し物足りなさもあるけれど、
文章には上品さが感じられる。
ただちょっと古めかしい感じも否めないかな。。。
 
ハッピーエンド、もしくはそれを予感させる形で終わるストーリー。
星を見ながら、ワイン片手に軽く読むのにはピッタリかな(^-^)
 
恋愛の形って、昔も今も根本的には同じ気がする。
女性が奔放になったとか、モラルの低下とか言われるけれど、、、
 
結局、人の気持ちは誰にも縛れないのだから。。。
 
一途であったり、たまらなく嫉妬したり、ただただ恋焦がれたり・・・
女の子は、いつでも真剣に恋してるんだよ、ね?
流れ星に願いを込めて。。。