帰省時に、新幹線の中で読んだり、実家で時間のある時に読もうと、
借りた本が3冊。
 
重くないストーリーで、読みやすそうなもの。。。
と思いながら、図書館を物色にひひ
 
見つけたのは、、、
 
      いつもなら泣かないのに       吉元 由美
 
      LOVE or LIKE           石田 衣良   中田 永一   中村 航
                            本多 孝好   真伏 修三   山本 幸久
 
      がらくた                 江國 香織
 
 
 
「いつもなら泣かないのに」
     星屑海岸、ボーイフレンド再び、雨よりせつなく、遠い夏のイマージュ、
     サーフブレイク・ハイウェイ、最後の嘘・・・6編の恋愛小説が収められている。
     胸がキュンとなるような、そういう恋をしたことがあるなら、、、
     懐かしい気持ちで読むことができるハズ。
     作者自身が、あとがきで語っている。
     「10代の頃のキラキラした思い出がある。オトナになる、、、オトナの恋ってなんだろう。
     恋愛とは、輝いて生きるための人生の脇役なのかもしれない。」
     遠い夏のイマージュは、鎌倉の海が舞台♪
     どのストーリーも良かった。思わずニンマリしてしまったり。。。
     この気持ち、わかるわかる、、、とか!笑
     女の子のツボにはまる箇所が、随所にあり。
     作詞家としての吉元さんしか知らなかったので、他の作品も読んでみたいと思った。 
 
 
「LOVE or LIKE」
     6人の男性作家による恋愛アンソロジー。
     中村航さん、初めて読んだんだけど。。。ハミングライフ、面白かった!
     日常の営みの中に、小さなシアワセを見つけていくことって大切。
     本多孝好さんのDEARもいい!男の子の初恋、仲間との関係、ハタチになったときのボク等。。。
     大人になるって、、、急にはできないんだよね。。。
 
 
「がらくた」
     これは、軽くないストーリーだった。やっぱり。。。汗。
     江國ワールドだもんね(^^;)
     理解しようと思わず、こういう人もいるのかも、と思いながら読んだほうがいいのか、
     そもそも人は人を所有できない、という捕らえ方をするべきなのか。。。
     私はまだまだ未熟者だからなぁ。。。よくわかんないや・・・
          印象に残った台詞。15歳の美海の言葉。
     「原さんにはすいこまれる。言葉がどんどん出てくる。全部わかってもらえちゃうから、
      もっとわかってもらいたくなる。」
      うん、この気持ちはわかる。
 
 
 
新幹線の中で、、、もちろん、バスや電車の中もそうだけど。
公衆の面前で本を読んでいるときに、思わず吹き出しちゃったり、ニヤリとしたり、
あるいはホロリと涙が出たり。。。
そういう時って、ちょっとハズカシイ。。。
でも、夢中になって読んでると、つい・・・ね(^w^)