出かけるときに持ち歩くのに便利な文庫本。
更に、短編集やエッセイは気軽にバックに忍ばせておけるので
 
図書館で選ぶときも、軽い気持ちで。
その日の気分に合わせて。
目があった本を手にとってみる。
 
一週間前、出かける前に図書館で目が合った文庫本は。。。
 
         
           図書室の海          恩田 陸
 
                いろいろなテーマに沿って描かれた短編集。
                “SFホラー”あり“学園ミステリー”あり。
                著者の著した長編小説の番外編や予告編に値するものあり。
                恩田ワールド全開!
 
 
長編小説のうち、「六番目の小夜子」はドラマで見たことがあり、
「夜のピクニック」は単行本を読んだことがあるので。。。
表題の「図書室の海」が「六番目の小夜子」の番外編、とあったので読んでみようかと思った。
 
「六番目の小夜子」のストーリーを知っているので、懐かしい感じで読んだけれど、
はじめて読む人には中途半端かも・・・あせる
 
私が気に入ったのは、、、
 
「春よ、こい」
   “時間怪談”というテーマで書かれたもの。
   読み始めは???だったけれど、段々と「なるほど!」と思える展開に!
 
「国境の南」
   “ホラー短編”がテーマ。
   主人公の女性の心の闇、その恐怖が描かれいて、きちんとまとまったストーリー。
 
「睡蓮」
   “蜜の眠り”に登場する女性の少女時代を描いたもの。
   私は読んだことがないのだけれど、、、
   この短編だけでも惹かれるストーリーだった。
   
 
個人的には、『恩田ワールド』って長編の方がすんなりとわかりやすい気がする。
気軽に&初めての恩田作品として読むには、おすすめの一冊かな♪
 
 
         
 
さて、予約して長いこと待っていた「1Q84」がやってきました!
長男も読みたいと言ったので、読みあっています
 
久々の村上ワールド!
   ・・・実はそんなにファンではないんだけどにひひにひひにひひ
話題の本なので、挑戦します!