7月に入ってから読んだ本2冊。
「ひとり日和」 RINさんに教えていただいた本

「鎌倉江ノ電殺人事件」 鎌倉に住んでてこのタイトル見たら、読むしかないでしょ!? 笑
ひとり日和 青山 七恵
母親の転勤についていくのが嫌で、母の知り合いの家に住むことになった20歳の主人公知寿。
71歳の吟子さんとの同居生活が始まる。
ぎこちない会話も、一緒に暮らすうちに知寿の心を溶かしていき・・・
ふたりが暮らした1年間を描いた物語。
20歳。オトナのようでコドモのようで。
知寿の淡々とした日常、閉塞感、焦燥感。
71年の人生を歩んできた吟子さんの、深みや重みを感じさせる言葉や行動。
失恋した知寿にポツリ「人っていやね。。。人は去っていくからね。。。」
知寿が会社の寮で一人暮らしをすることになり、ふたりの同居生活は終わる。
吟子さんとのやり取りは、ほんわかとあったかい。
サラリと読み進めていける。
ただ。。。
その後の知寿は、成長できたんだろうか・・・?
その生き方でいいの?その恋で、いいの?
知寿のそれからが気になる終わり方だった。
鎌倉江ノ電殺人事件 西村京太郎
十津川警部シリーズ。東京のマンションで殺された男子学生の殺人現場に、
江ノ電のおもちゃが置いてあった。次の殺人が、江ノ電に関係があるのでは
と推理した十津川警部。鎌倉を舞台に繰り広げられるサスペンスストーリー。
鎌倉が舞台になっているので、作品の中の場面や景色がリアルに感じられておもしろかった。
まさに、2時間ドラマを見ているような展開。
事件解決の推理が、ややこじつけっぽいかな。
でも、一気に読み進める勢いのいい作品。
予約中の本たち。
あと1番、3番、4番めと・・・3冊、迫ってきてる!
夏休み、一気に読めるかな~
