今日は次男の学校で、親向けの勉強会に参加。
スタッフとしてのお手伝いもあり、朝から学校へ。
今回の勉強会は、4回連続講座。
『親業インストラクター』の先生を講師にお迎えして開催。
第一回目の今日は、「見る」
子どもをほめましょう、認めてあげましょう、とよく言いますが、、、
どんなときに子どもをほめますか?
→良いことをしたとき、というのがほとんどですね。
たとえば、お手伝いをしてくれた。テストでいい点を取った。など。
ほめることは、その行動に対する「評価」になります。
では、認めるとはどういうこと?
→その子らしさを見つけて、子どもに伝えること。
「ほめる」も「認める」も、どちらも大切なことですが、
子どもはどちらを喜ぶんでしょう?
「ほめる」ことはなくても、「認める」ことはいつでもできる。
と先生はおっしゃいます。
それは、ありのまま=見たままを伝える、という簡単なこと。
ところが・・・見たままを口に出す、ということが意外と難しい。。。
良いとこ探し!

「気づくことに挑戦」ということで、
参加したママさんたちの「見たまま」を、お互い気づく作業をしました。
たとえば、、、
髪が長くて綺麗。 目が大きい。 背が高い。 スマート。 眼鏡が似合う。
笑顔が素敵。 唇の形がいい。 えくぼが可愛い。 などなど・・・。
ホントに見たままの事を言うだけ。
だけど、言われた人はやっぱり嬉しい気持ちになるんですよね(*^^*)
そして言ってるほうも。
特に褒め言葉でなくても、「見てくれてるんだ」という安心感がある。
同じことを、そのまま子どもにしてあげればいいのよ♪と先生。
単純に見たままを、価値観を加えずに言葉にする。
「見られる」ということは子どもが一番欲しがっていること。
学校や社会の中で、子どもは評価にさらされている。。。
だからこそ、家の中では優しい眼差しで「認める」ことが大切だ。
心の中は誰にも見えません。
だから人は、言葉に変換して伝えようとする。
けれど言葉がすべて真実とは限りません。
特に、子どもはボキャブラリーが少ないし、ノンバーバルで伝えようとする。
口に出さなくても、心に何かをためていることがある。
それは表情やしぐさにサインとして表れます。
だから「よく観察をする」ことが大切。。。
同じように「聞く」事も大切。
ただ、聞く。。。
ひたすら聞く。
口を挟みたくなっても、ガマン!
「聞く」のです。
聞いている途中に、つい口を挟んじゃいますよね(^^;)
でも、それでは子どもが本当に言いたいことが何だったのか、
本質を見失ってしまうのです。
「口を挟む」のは、親の目線、親の考えを子どもに伝えているだけ。
たとえば、ケンカして先生に叱られて帰ってきた子どもに、
何でケンカしたの?あなたも何かしたんじゃないの?どうしてあなたばっかり叱られるの?などなど・・・
話の途中でついつい言ってしまいます。
親が、子どもの辛い気持ちになってしまうんですね。
ただ「嫌な思いをした」と言いたかっただけなのに、
話しの途中で、親がこのように口を挟むと、子どもはまた叱られた気持ちになってしまう。。。
だから、まず最後まで話を「聞く」ことが大切。
自分の思いは脇において、まず単純に話を聞いてあげることが大事。
この「見る」と「聞く」という行為。
とってもベーシックでシンプルなこと。
でも、、、
実際は難しい~~~~!
先生曰く・・・
「最初から上手くいかなくていいのよ。上手くいかなくて当たり前。
だから少しずつ練習していけばいいの。初めは30秒じっくり見ることから。で、ひとつ認めて言ってあげる。
1分間、黙って聞くことからでいいの。うん、うんってね。」
早速今夜から実践してみよう(^^)/
あ、先生からもうひとつ。
「これ、ダンナさんにも有効だから。やってみてね。」
(^w^)