昼下がり。。。
海辺で、綺麗な波の音を聞きながら本を読む。。。
至福の時間。
 
あ~、海に住みたい・・・と本気で思うこの季節(笑)
 
         
              海色の午後     唯川 恵
 
                    システムエンジニアの主人公の女性。
                    仕事も恋も順調なのに、父から勧められたお見合い話を機に、
                    心にさざなみが立っていく。
                    恋、仕事、結婚・・・その生い立ちに隠されたコンプレックス。
                    彼女の出した答えとは・・・?
 
サラリと一気に読める作品。
25年前のデビュー作、ということもあり、、、
コンピューター用語はかなり古くて、笑っちゃいましたにひひ
 
でも、女性の微妙な気持ちは共感できる。
時代は変わっても、女性がぶつかる壁って、案外変わっていないのかも。。。
 
もう少し深く掘り下げて心理描写できてると、グッと引き込まれるんだろうけど、
そこは若かりし頃の著者、若さゆえの表現か。
 
「海の広さが好きなんじゃない。海の青さが好きなの」
 
なるほど。。。