月曜日、映画を観た帰りの続き。

「いや～！それにしても、”あのシーンであの曲”を流すなんて！監督、意地悪だけど最高だよな～！」と、感心しきりで地元の駅を出た。

少し行った所にある、僕が子供だった頃は鬱蒼とした森の中に木造の病院が建っていた跡地に出来たスーパー周辺を歩いていたら…建物の後ろ、自動車が1台通るのがやっとというメチャクチャ狭い路地の入口の所の植え込みの陰から…

人間の脚が投げ出されているのが見えた…

見た感じから「足を前に投げ出して座っている」か、「地面に仰向けに倒れている」としか思えないんだけど…!?

「ひょっとして…暑さで誰か倒れているんじゃないのか!?」と思って、心配しながら近寄ってみたら…

男子高校生が寝転がってスマホを観ていた。

路地の歩道の所に、他の男子生徒２人が地べたに座っていて、その前で１人の男子高校生が仰向けになってヘラヘラしながらスマホを見ていた…

…まあ、熱中症で具合が悪い人がいた訳じゃなかったのは良かったけど…

人騒がせだったな～～～!!!!!!!

…というか。

ちょっと前は、電車や駅のホームなどで、地べたに座り込む人たち（ジベタリアン）をアチコチで見かけたけど…ここ最近は全く目にしなくなったので、さすがに「地べたに座るのは不潔」という意識が若い世代に浸透したのかと思っていたけど…久しぶりに「地べたに座る」＆「地べたに寝そべる」若いのを見て、物凄く引いたわ～！

ちなみに、３人の男子高校生３人組がいたのはここ。

この路地はそれほどの交通量ではないけれど、３人がいた所は駅前通りに繋がる道と交わる部分なので、車も自転車も歩行者も多く通る。

…そんな所で周囲の人の目も気にせずに寝転がれるって…

その感覚が信じられない！

…よく、「最近の若い世代は、自分に身近な”仲間”以外は全員”景色”にしか見えない」と耳にするけど…本当にそうなんじゃないかとしか思えない光景だったな～…

月曜の帰りにギョッとした話