九州、中国、四国地方で梅雨入りしたようですね。
毎年の事とはいえ、ジメジメするこの時期は嫌ですね。
さて、前回「アベノミクス」について少しお話しましたが、
今日はその続きです。
デフレから脱出し、物価を2%上昇するために
「三本の矢」が政策として挙げられています。
①公共事業
これは政府が市町村などと一緒になって、全国に道路や橋
港などを作ったり、直したりする工事を発注します。
工事の依頼を受けた各地の建設業者は、作業をする為の
従業員を雇い、雇用促進につながります。
すると、今まで働きたくても仕事がなく、働けなかった人達の生活が潤います。
それによって購買意欲が高まり、物が売れ、
お金が流通するようになります。
物が売れるようになれば、それにかかわる企業や従業員が潤ってきます。
すると今度は・・。
もうお解りですね。
国や市町村が公共事業を発注する事で、世の中全体が潤ってくる!
世の中全体が潤ってくると、必然的に物価も上昇して
「デフレ」から脱出すると期待しているのです。
②金融緩和
簡単に一言で言うと、お金を増刷して世の中に出回るお金を増やして
景気を良くしようという事です。
お札を作っている「日本銀行」が、民間銀行が持っている
国債(国の借金の証文・・借用書のようなものです)を買い取り
その代金を民間銀行に支払います。
代金を受け取った民間銀行は、そのお金を企業や個人に貸し出します。
その時、金利を引き下げ借りやすくします。
企業は設備投資や雇用促進などを行い、
個人では住宅を購入したりなどして、経済を潤わせようという狙いです。
③成長戦略
企業の活動の妨げになるルールを緩和したり
今後大きく伸びそうな産業分野に、政府が色々な支援をして育てていきます。
解かりやすく言うと、産業を活性化させるために
国がサポートしていくという事ですね。
しかし、この「三本の矢」には問題もあります。
公共事業をやる為には、国は巨額の借金をしなければなりません。
成長戦略を実現させて、企業が収益を上げ、多くの税収がなければ
借金を返す事もできなくなってしまいます。
経済の専門家の中には
「デフレからの脱出や経済成長を実現できなかった時、
アベノミクスは借金の山だけを残す事になりかねない」と指摘する人もいます。
また金融緩和により、お金が世の中に出回り過ぎると
お金の価値が下がり、一気に物価が上昇しハイパーインフレになる可能性もあります。
このように、政策の裏には危険性も伴っているのです。
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