最近、EVA PIRAZZI からEVA PIRAZZI GOLDに変えてみたんですよ。
そしたら、どうも、気にいらない。
反応が遅いような気がする。音が小さいような気がする。
でも、GOLDの方が高いし、柔らかくていい音がするって、ネットでは書いてあるし。
僕のヴァイオリンと合わないんだろうか?
そもそも、ヴァイオリンと絃の相性ってあるの?
という事で、先生に聞いてみたんです。
いきなり、「あります」
ただ、EVAH PIRAZZIが気にいっていて、それをGOLDに変えたのであれば、そんなに気にいらないって話はないような気がする。
確かに、GOLDより、緑のEVAH PIRAZZIの方が反応はいいのは、正しい。音も緑のEVAH PIRAZZIの方が大きいかもしれないけど、そんなに気にいらないまでの音、パワーの違いはない。
と言って、ちょっと、貸して。
と、ヴァイオリンの調弦を始めた。先生が弾くとなぜか響いているなあ。
今度はどう?
と渡してくれた。
なんか、響くような気がする。
「E線がちょっと低かったようだね。音があってないと響かない」という事はあるそうで、しっかりと調音をして弾くべきとの話。
反応、発音の話も、確かに、「EVAH PIRAZZIは明るく、最も発音のいい弦」だから、そっちがいいという好みもあるかも。
「響く絃に関しては、ボーイングも微妙に変わる」という話も。
EVA とEVA GOLDは音を響かせ方がちょっと異なるかも。というのです。
たぶん、GOLDを響かせるボーイングをするようになる。
実際は、絃によって、相性の悪い組合せはあるようで、そういったところをしっかりとアドバイスしてくれる工房もあるそうな。
なかなか奥が深い。(笑)