特撮ものの怪獣映画など、もちろんパスと思っていましたが、

まわりの評判や経済誌の論評などにベタに流されて「 シン・ゴジラ 」を鑑賞。

 

噂通りの良作、日本のガバナンスを風刺して揶揄しながら国の危機管理能力を描くうえで、

ここまでわかりやすく脅威を象徴できるのは、よく考えたらゴジラだけですね。

 

 

図らずもその生い立ちやメッセージ性が、60年以上の時を経て奇しくも時代にフィットしてしまった。

どんな敵キャラでも成り立つ内容ではありますが、ゴジラだからこそのピッタリなはまり役、適任。

 

緊急災害対策のシミュレーションに、ここまでマッチするというのを忘れていました。

現在の生活の延長にゴジラが現れたような描写で、通常で見ても4DX(体感型)な映画です。

 

 

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散りばめられたエヴァのオマージュも監督の手腕。

破壊された東京の街の無事を現実で確認して、なんだかホッとしましたw