もはや当然とも言える1本ですが、映画「セッション」を見ました。
現在も公開中ですが、少々のネタバレは避けられません。笑
主人公の心構えや心がけなどは、ドラマーだけじゃなく、音楽家だけでもなく、
芸事を磨く人間、何かを志す人間には緊張感を持って伝わる内容だと思います。
ドキドキして興奮するし、手に汗握るし、観た後の爽快感はなかなかです。
が、全体的なメッセージ性としては、果たしてどうなのか。。。
前半の、心意気や覚悟の鬼気迫る描写は良かったけど、中盤に出てくる、
事故って血みどろでドラムを叩くのとかは、もう志村けんのコントにしか見えない。笑
血の滲むような努力でひたすら追いかけているのが "早さ" というのも、気迫のある演出上、
仕方ないかもしれないけど、もっと複雑な、ニュアンス的なものの方が良かったかも。
優秀な人材を死に追いやった過去とかは安西先生(スラムダンク)風ですね。笑
ただ、練習し精進するうえで、心に留めたい教訓は多くありました。
- - - - - - -
pic.
全編を通して、ジャズやドラムのサウンドがかなり聴けるし、
アートワークもカッコイイので、DVDとか欲しいかもw