いよいよ今年9本目となるシアターでの映画鑑賞。
グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」を観ました。

ハリウッド女優からモナコ公妃となったグレース・ケリーをニコール・キッドマンが演じる本作。
ドキュメンタリー映画ではなく、忠実な史実ではないフィクション作品です。


優美な装飾や荘厳な宮殿の演出などは良かったのですが、離反者の存在をサスペンス的に描く、
スリリングな裏切りの要素が弱く、"切り札" の大芝居が何なのか特に分からないままでした。

華やかな存在感やその最期などがダイアナ妃とも被る、気品のあるグレース・ケリー。
その生涯に迫る、伝記的な作品を期待して観てしまうと少し残念です。


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そもそも、国家の危機を救うのが "愛" というのは、あまりにもファンタジー過ぎるかなぁ。
映画の善し悪しを判断できるようになったのか、魅力を読み解く力がまだついていないのか...。
ただもしかしたら、女性は色々と重なる部分もあって楽しめるかもしれないですね。