判然としないあの日から、まもなく1年の時を迎えます。
長いとも短いとも、時間軸での形容ができないこの月日。
何が変わり、何が変わらなかったのか。
何ができて、何ができなかったのか。
犠牲者の数、行方不明者の数を数字で見ると、
尺度を持たない悲しみが数値化されるようにも思えてしまいます。
その数だけ、胸を裂くような別れがあり、人の死があり、
哀切を極めた思いがあったということを忘れてはいけない。
家族、友人、恋人...
全ての絆を奪い去っても、それらを修復、再建するのもまた絆。
私たちは今、新しい扉を開こうとしています。
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まばゆい光はまだ先でも、
少しずつ歩んでいこう。