東京電力福島第一原発事故に関する、政府の事故調査・検証委員会の、
事故対応の問題点や背景を分析した中間報告が発表されました。
何かを行うときには、想定の範囲は決めなければならない。
と同時に、想定以外のことが起こり得るということも認識しなければならない。
"想定外を想定する" という難解な矛盾...。
それを怠った結果が、誤った安全神話を生み被害を拡大することになった。
ポジティブなプランニングを行い、ネガティブにシミュレーションする。
想定外に鋭い示唆を与えることで、想定内にしていかなければならない。
東海・東南海・南海地震の規模や発生領域も見直され、
予測される震源域は従来の約2倍に拡大されました。
そして先月「全ての原発が停止しても電力は足りる」という旨を東電が発表し、
ここ数日では、発送電を分離した電力自由化の検討も進められています。
認めただけでもひとつの評価には値するので、使用量や方法を制限するだけではなく、
発電そのもののあり方を見直していかなければいけない。
"不都合な真実" をひた隠し、プロパガンダが蔓延しているとも捉えられる今。
ここで変われなきゃ、いったいいつ、これ以上何があれば変われるんだと。。
新しい未来へシフトする、転換期となるのは疑いのない2011年だったはずです。
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あらゆるエネルギーと文明の利器を感じたりもする新幹線車内。
やるべきこと、やりたいことが山積しています。
さぁ、帰ろう。。