21日は、心斎橋somaにて「trinity」というイベントを開催しました。
タイトルの通り3組で開催したわけですが、この日は1組約1時間のステージ。
通常行われるオムニバス形式のイベントでは、30分前後が一般的な演奏時間です。
様々な要素を踏まえると仕方がないことではあるのですが、
これって実は、ザ・アマチュアな感じなんですよね。
単独公演になると1時間半~2時間、3時間を超すことだって当たり前にある。
もちろん、何度も言うように様々な問題が絡んで仕方のないことでもあるのですが、
30分が当たり前という発想を持ち続けるというのは危険。
プロのミュージシャンを目指す人生を選択するにあたり、
価値観やプライオリティーを変え、時に背中を押され、勇気をもらい、
人生が180度ひっくり返るような、誰かとの出逢いがあったはず。
そんな、誰かの憧れに、今度は自分がなることを志し、
何かを与えられるような存在を目指す以上、どこかで意識の変革をしていかなければならない。
今回の公演を開催するにあたり、「自分たちにはまだ早い」という声もありました。
いつになれば早くないのか、ヨボヨボになるまで待つのかは分かりませんが、
経験していない状態であれこれ考えるのと、
経験したことを踏まえた状態で考えるのとでは、大きく違います。
行動する為に考えるのではなく、より考える為にまず行動するということですね。
それからまた、もう一度考えればいい。
「経験だけが真実」で、走りながら考え、考えるために走るということです。
確かに、想像以上の勇気と覚悟は必要ですが、断然、効率的です。
自分だけの常識や、昨日までの価値観で今日を決めていると、
何も変化のない明日にしか出逢えないからね。
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心身ともに、限界を超える感じを味わった(笑)「b.i.s」
「次に1時間やる時はバッチリやれる気がします!」という声があったのも嬉しいよね。
「初めて」というのは避けては通れないわけで、どこかでクリアしておかなければいけないんだから。