弟はもともとフィリピンに住んでいて
そこから5歳の時から11歳まで日本に来てました
仲良かったけれども 弟がいるせいで学校生活を自由に送れなかったり
放課後みんなで食べに行ったりとかできなくて
いつも嫌で仕方なかった
母は夜のお仕事なので 深夜二時まで帰宅せず
そして弟はさみしさのあまり
「フィリピンなら楽しいし貧乏でもいいから
家族がいつもいるほうがいい」と言ってきた
母は考えた結果フィリピンに帰すことに
母が付き添い
そして朝早く家を出て空港に向かった弟は私に一通の手紙を枕元に置いてくれた
そして実は私も手紙を書いてた
「寂しくさせてごめんね けど日本にいる家族はみんなお前のこと好きだったからね
日本がさみしいからって 日本のこと悪く言わないでね?」
みたいなことを書いた気がww
とりあえず日本が寂しい国だってことを向こうに行ってから言って欲しくなかったw
お互いがいなくなったら読もうっていって
弟は家からいなくなった
外から車の窓を開けて
「お姉ちゃん大好きだよ!!!!」
家の中まで聞こえてきて
朝から迷惑な野郎だって思いながら布団で泣いた
そしてなぜか弟に手紙は僕が飛行機に乗ってから見てと言われた
なんとなく飛行機に乗ったなくらいから手紙をあけた
「おねえちゃんへ
ぼくは家で一人はさみしいから フィリピンにかえります
たくさんおねえちゃんとけんかしたけど
きょうだいだから しかたないね
はなれてもずっとおねえちゃんはぼくのおねえちゃんだよ
いまおねえちゃんが このてがみを読んでるときは
ぼくは ひこうきに のってるよ!」
そしてこの下に飛行機に乗った
弟と母の絵が書いてあった
可愛くて素直で自分よりも大人だった気がする弟だった
母も弟がいなくてずっと寂しくて泣いてた
弟が帰ってきたいと思わせるように
母はいつもフェイスブックで弟に日本の写真をいつも送っていた
でかけてる写真や
新しい車を買った写真や
冷蔵庫の中身とかww
貧乏人に見せつけるというww
そして
弟が日本に帰りたいと思わせた写真が。。。
PS3をやってる私の姿
「ぼくかえりたい」
ファッ!?
母は涙した
弟が日本の思い出を語るようになった
「冬に温泉に行って 外に出たら うわあさむいい ってやりたい」
細かいなあいつwwww
バローホームセンターでハムスター飼いたい
バローホームセンターで亀飼いたい
バローでラーメン食べたい
かっぱ寿司行きたい
帰ってきたら叶えてやるよと
言って今は弟が帰ってくるための資金集め中






