ほぼ全ての宗教は、魂という概念を取り入れています。
キリスト教も、人間が死ねば魂の行いによって天国か地獄に送られると説いています。
しかし、私が魂の存在を追い求めるのは、プロテスタントだからでもカトリックだからでもない。
私は、実体験として確かに見ました。
たとえようもなく美しい光の集合体が飛び立つさまを。
その圧倒的な美に、胸に湧き上がったのは、本能的な畏怖と憧憬でした。
人類の長い歴史で、人の目を奪う力を持つ者たちは、賞賛され寵愛され、かつ警戒され排除されてきた。
この出会いは運命だった一生のあいだに、たった一度だけ訪れる奇跡だということ。





































































































































