実に定期演奏会が終了して5日。更新の遅さには定評のある写真係、大河です。
みなさん、改めまして、定期演奏会お疲れ様でした。
そして、お足元の悪い中、聴きにいらしてくださった方々、本当にありがとうございました。
本番での演奏は…中沢さんがすでに書いていらっしゃる通り、あっという間でした。
びっくりするほどあっという間に終わりました。
本番が始まり、緞帳があがった時、いままで無かった緊張がぶわっと押し寄せてきて、自分の心臓の音がとてもうるさいくらいにばくばく言っていました。
最初のプログラム、2・3年合奏『粉屋の踊り』は、私のソロパートから始まる曲でした。何事も出だしが肝心、スタートダッシュを絶対に成功させたいと思っていたので、震える手に何とか力を込めて最初の7小節を弾き終えた時の達成感は、思わずガッツポーズをとりたくなるくらいだったのを今でもはっきり覚えています。
部員はみんな知ってると思いますが、わたし、本番でものすごーーーく緊張する人間なんです。
弾いてる最中で、あっ、だめだと思うと、そのあと頭の中が真っ白になっちゃうんです。
だから今まで心の底から楽しんで弾くことがなかなか出来ませんでした。
でも前回の定期演奏会での三重奏は、本番だったけどすごく楽しめて、大勢の人たちにこの演奏を聴いてもらえるってなんてうれしいんだ!と心の底から思えました。きっと初めて全力で練習して、思い入れの強い曲だったことが理由だと思うのですが。
だから今年の演奏会は、特に三重奏は、演奏中楽しくて仕方がない、そんな曲にしたい。
三重奏に関しては、一緒に弾く後輩二人に、これが私の目標だと伝えてありました。
結果として。
私は、今回の演奏会は、心の底から楽しかったです。
もちろん、まったくミスをしていないかと問われればそうではありません。
申し訳ないことに三年合奏でも三重奏でもミスをしております…。
それでも何故、いままでのようにミスをしたまま引きずらなかったかと言われたら、みんなと一緒に弾ける最後の機会を全力で楽しもうという気持ちが強かったからだと思います。
三重奏の演奏直前、携帯を見ると、尊敬する人物から一通のメールが来ていました。
「神様どうか、あの子が今日楽しく弾けますように。と、お祈りしておきます」
と、一言だけ。
このメールを送ってくれた人は、ずっと真剣に私の相談に乗ってくれていた人物でした。
このときに、私はたくさんの人に支えられてきたおかげで今まで頑張ってこられたんだなあ。と改めて身に染みて実感しました。
いつも一緒にいた部員たち、優しく見守ってくれた先輩たち、会うたびに元気をくれたバイト先の人たち、授業に行けなかった時に助けてくれた研究室の子たち、県外から応援のメッセージをくれた幼馴染たち・・・・
いろんなひとたちの顔が思い浮かびながら、舞台に出る直前一緒に頑張ってきた後輩二人と、見送ってくれた舞台監督を見たらすこし涙が出ました。
・・・長くなってきたのでやめます。
最後に、全然仕事もせず練習中もたまにうるさい私をいままで支えてくれたみなさん、ありがとうございました。
私は文章力があまりないので、長文を書くのは避けていたのですが、何が言いたかったかというと…
みんな好きです。
まだ更新が残っているので、ひょっとしたらあと何回かブログに現れるかもしれませんが、そのときはよろしくお願いします。
それではさようなら。