いろいろあって(リアルが充実したりして)更新サボってたのですが、映画は何本も見てましたよ!
そして今回レビューするのは園子温監督の「地獄でなぜ悪い」です!
(ここから先何度もツッコミを入れていきますが、全部いい意味でネタとして理解したうえでということでご了承ください)
いやぁクッソ面白かった。
今まで見た邦画の中で1、2を争う面白さでした。
「万人にはお勧めできないけど観た人と語りたい」的な映画でしたね。
ストーリー。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが自分が受けた印象などを中心にいきます。
園子温監督の映画だと他に「愛のむきだし」と「ヒミズ」しか見たことがありませんが(どちらも主演俳優が素晴らしかったのでお勧めです)、この映画には『愛のむきだしの前半部分』のノリを2時間やりきったっていう印象です。
とにかく勢いがすごい。
こんな書き方をしたら監督に失礼かもしれませんが、勢いが最高。
内容を詳しく分析し理解し『わからないお前らが悪い』とかいうスタンスの映画なんか『わかりやすい映画を作れないんだろう?(笑)』と鼻で笑うようなそんな勢い任せのストーリー。
前半1時間は3つのストーリーが並行して進み、そして映画製作という理由で収束していく。
そして何よりもこの『作り物感・フィクション感』!!!
もうね、俺もこういうの作りたい!!!
せっかく時間をかけて作るんだ、そして時間をかけて見るんだ。
楽しいほうがいいじゃないか!!!!
最高でした。ありがとうございます。
キャラクター
そうすね。一般人のボンバーズが一番狂ってましたね。
いい意味で狂ってていい意味でメチャクチャ。
長谷川博己さんが凄かった。笑い声がもう耳に残って仕方ない。
最後のシーンとか最高ですね。
というか全体に言えることなんですけど「妄想と現実の切り方が雑」っていうのがすごく好きな演出でした。
『っておい!!』てなるこの演出が更に『フィクション感』を際立たせてるように感じました。
これ使おう…φ(.. )
あとはヤクザ役の國村準さんと堤真一さん。
國村さんの映画製作費の演説はものっそいかっこよかった。
あと映画でよくある登場人物の『勢い任せの行動理由』などではなく『妻のために』っていうわかりやすい理由があり、なおかつ『俺だってわかってるよ。こんな時に映画を作ろうなんて普通じゃねぇ』って言う常識人っぷりwww
かっこいい親バカパパ(ヤクザ)最高。
そして堤さんの顔芸がwww
なんなんだろう。親戚のおじちゃんか!!
前歯むき出しの笑顔がww
でもかっこいいところはかっこいい。
たとえば振り返りざまに片手で敵を斬るシーンとか。
一連のアクションシーンの一部でしかないのですがとてもかっこよかった。
そして星野源さん
最初はミツコに巻き込まれた最も普通でかわいそうな一般人だったはずが、話が進むにつれて追い詰められて一番のやばいキャラに…
最後の姿どういうこっちゃねん!!!!!
伏兵にもほどがあるよ。
多分コカインなくてもああなってたのではないでしょうか。
最後に
この映画の終わりのシーンは『他人に夢を強引に終わらせられる』という印象でした。
登場人物たちは決して無関係な誰かを傷つけたかったわけではなく、むしろ何かを守りたかったんだと思うんです。
それが妻であったり、憧れの女の子だったり、自分自身だったり。
それなのに無関係な人に『迷惑だ!!』ってやめさせられる。
それでも最後にしぶとく生き残って逃げ切ったのは、
『お前らに何を言われようとも俺は俺のしたいことをするし、それが一番楽しい!!!』
っていう監督の宣言だったように思いました。
夢を追いかけている人のお手伝いをする機会があるのですが、その人を見るたびに尊敬と軽蔑の両方の気持ちが自分の中にあります。
自分には出来ないことをする人に対しての不気味さ。
楽しいことだけではないけど好きだから続ける。
ボンバーズはその人の将来のようで、自分は佐々木のような気分です。
いつかは『諦めましょう』って言わなきゃいけない時が来るかもしれないけど、自分だけは理解者でいてあげたい。
とまぁ最後は映画とは関係ない自分語りになりましたが、この映画は洋画アクション好きに薦めたいです。
ぜひ!!!
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