B子叔母との別れとは違う別れが…
とうとうやって来てしました。
それは。
私の大事な大事な大事な相棒。
🚐ラパン号🚐
中古で購入したラパン。
結婚前に購入して、既に12年が過ぎました。
平成17年に作られた私の相棒は16歳。
まだまだ元気で、いつも車検場では優等生扱い。
ラパンって、わりと壊れやすい車で、どの車も車検や点検で必ずと言っていいほどライトの微調整が必要らしいんですが、
私の車は全く調整がいらなかったそうです。
整備の方も毎回感心して誉めてくれていました。
そんなラパン号が突然不調を訴え始めました。
エンジン音がひどくなってきたんです。
あぁ…ついに来たか。
そして今日手放す日となりました。
何処の車買い取り業者からもお金にはならないと言われ…
でもこんなに可愛い可愛い子に価値がないなんて!と、何故かとても許せず(;_;)
廃車専門ならと探してみたら、
ありました!!
ちょっとでも金額がつくならそれでいい。
気持ちが救われる。
買取り金額、
16000円!
思わずの金額で、本当にホッとしました。
いよいよお別れだと子ども達に話したところ、
二人の反応はまちまち。
ノンノは、
ドライ
チッチは…
朝から泣いていました
物に対しての執着というより、物にも命や感情があるかのように接するチッチ。
「ラパン号はさ、思い出がいっぱいなんだよ。
チッチが夜泣きが凄くって、なかなか寝ないから、よく車でドライブしたんだよ~。夜中に家の周辺をぐるぐる廻ってたな~♪
よく、飛行場や港にも行ったよ。
お母ちゃんの相棒なんだよ。」
そう話していると、突然トイレに駆け込んだチッチ。
黙って俯いて。
泣いているのが解りました。
最後に皆でラパン号と一緒に写真を撮ってお別れをしました。
チッチは、本当に感情が豊かです。
怒りも喜びも悲しみも。
全身であらわします。
時に、それが周囲の反感や不興をかいますが😅
素敵なことだな。と羨ましくもあります。
夕方、新しい車がやってきました。
これからのあんぱんち家を支えてくれる相棒です。
大事に大事に乗っていかねば。
…。あっ、そういやぁ。
私も廃車業者さんからの帰りのバスで一人で泣いちゃったんだったな。
チッチだけじゃなかったな。
バスの中で、ドナドナが、ずっとリフレインでした
親子でそっくりだったわ。