人間は見たいものを見て、信じたいものを信じる、というような作品かと。3章立てで同じ時間をそれぞれにどう過ごしていたか、どう見ていたかを描いていて、そこに潜む人の闇が表出していたと思います。どれが正しい真実だったか、ではなくそれぞれの真実は正しく絶対的な客観性を排除していくというコトなのかな、と。その描き方は辛辣で作品の最後はそれはもうシンドかったです。個人的には田中裕子演じる校長先生が主人公の少年に投げかける言葉は、とても心の奥深くまで刺さるものでした。