春画から始まるダメ男変態先生とメンヘラ腐女子との、恋物語、になるのでしょうか。私の期待としては春画の解釈と作品の展開が……みたいなものだったのですが、途中から春画はほとんど関係なくなってきてしまって、耽美さはなくかつての日活ロマンポルノの感じになったような気がします。まぁ、作品全体が春画=性愛を笑い画=コメディとして描いているのかもしれない、とも見て取れるかもしれません。
とはいえ、柔らかい感じの内野聖陽だったり、張り裂けるような北香那だったり、柄本佑の尻だったりと、役者それぞれに雰囲気の出し方、所作の一つひとつが丁寧で良かったですし、ハッとするような良いカットがいくつもあって、映画としてとても面白い作品でした。