しばらくこちらのネタでの投稿が中断してました、
巻いて続きを書きます。

2014年9月5日に再度口腔外科へ行き、
顎の開きについての確認をしていただきました。

数日前あたりから口は開くようになってましたので
この日で外科の診察はおしまい。
無事、寛解となりました。

ただ口の中の違和感は当時も続いていました。

内頬を歯茎の間に物が挟まっているような感じで、
術後はでっかい大豆まめが、
この頃はそのまめが小豆ぐらいの大きさにまで減少しましたが、
とにかく物がはさまっているような感覚が
両顎におきていました。

もちろん、物は挟まっていません。

ここですか、と顎の上から押さえられた箇所が
もうピンポイントでそこです! と言える場所で。

先生すごいわー、こっちが言わなくてもわかるんだ。
ちょっと感動をしましたが、
先生曰く、顎骨を削っているのでそれが原因でしょうとのこと。
数週間経っても違和感が続くようだったらレントゲン撮りましょうね、と。

…また予約入れないと…会社休まないと…
だって総合病院は平日月金の9時5時診療。
勤め人にはそれは厳しい。
そうならないことを祈るしかない。

ただ口の違和感にはとにかく悩まされていましたので、
うがい薬いりますか? に即答しました、
下さい! と。

これでお世話になったK先生ともお別れです。
とてもとても頼りがいのある先生でした。
難しい歯の抜歯で新山手病院を紹介された方、
安心して施術を受けて下さい。
ここの病院は雰囲気もよく、看護師さんも親切で、
先生の腕前は折り紙付きです。
近隣やちょっと遠方からでも待ってもいいから手術してほしいと
予約が殺到するのも納得です。

私も、内科など具合が悪くなった時に
かかりつけにしたいと思ってます。
ちょっと遠いのが難点ですが、
なんせ手術受けてますから、カルテがあるのが心強い。

で。
帰りがけに薬を取りに薬局へ。
処方されたのは、ハチアズレという顆粒状のうがい薬。
せいぜい10個とかそれぐらいかと思いきや。
どーーーーんと山ほどいただきました。
こんなに使わないよという量に仰天。

このハチアズレ、成分が消化器とか胃液あたりと同等で
しみないという話でした。
独特な塩味? があるので好みが分かれるかもしれませんが、
切開傷とかひどい口内炎の消毒にうってつけ。
このうがい薬に大変助けられました。
残念ながら処方箋がなければ買えず、
これににた成分の市販薬はないのではないでしょうかね。
幸い全部使い切ることがなかったので、
万が一、そうですねー、口内炎や
歯茎がひどく腫れた時用に、保険として
今でも大切に保管しています。


年明けの1月現在、陥没したところはまだそのままだし、
ストレスとかで歯茎が腫れることもままあるんですよ、
未だにね。

さてさて、病院を後にした際、
今回の手術で紹介状を書いてくれたかかりつけの歯科へ
申し送りをするお手紙を預かりました。

治療がおわったよーという内容の手紙で、
これをかかりつけ医にお渡しして今回の親知らず抜歯の
一連のあれこれが一応完了することになります。

で、今回初めて知ったのですが、
医師の宛名って、「御侍史」を使うんですね。

昔々、お医者さんがすごーーく偉かった頃、
執事のようなお世話役が
事務的なことを取り仕切っていた頃の名残だそうで、
医師先生へのお手紙は
取り次ぎ役にお届けするものだった、
だから「御侍史」なのですって。

この慣例は今も続いていて、
医師同士が書面でやりとりする時は例外なく使われているのだとか。

いやー、身近に医療関係者がいませんので
この歳になるまで知りませなんだ。

世の中、まだまだ未知なるものが転がっているのですね…

(もう少し続きます)