退院時に処方されたうがい薬(水歯磨き)が
少なくなった8月28日に、抜糸をしました。

手術して1週間後。
これで終わりになるはずです。

この1週間、食事に苦労し、
痛み止めの眠気に耐え、
ほとんど仕事にならない中出勤し、
お昼に食べるものを探し…

あっという間の1週間後でした。

朝夕はヨーグルトとコーンスープ。
あとプリン。
豆腐。
ここが定番でした。

お昼は、なるべく固形物がないものを買ってました。
一度、コンビニで小さいカップのコールスローを食べてみたんですが…

細かく刻んでいるはずのキャベツが
全然細かく感じない。
1カップ食べきるのに数十分かかるとう有様。

手術後、なにせ食べないもので、
体重がごっつり落ちました。
やつれた、と言われました。

だって食べられないんだもん、こわくて。

最近はすっかりもどりましたけどね…

で、この、食べるのが怖かった頃、重宝したのが
コンビニのおでんです。
はんぺんと大根ばっかり食べてました。
ありがたかったです。

痛み止めは欠かせないし、
ちょっとしたことで痛さを感じる。
縫ってない右上顎はとがった痛み。
がっつり切って削った両顎は鈍痛、そして切った痛さ、
歯茎の具合は最悪。
いつまで続くんだろう、こんな状態、と思った1週間でした。
髪を乾かすドライヤーの熱風が当たっただけで
じくじく顎が痛むって…

想像できませんでした。

歯磨きも満足にできず、
けど、ごっしごしと歯ブラシ使う勇気もないし
できない。

歯3本一気抜きは無謀だったと後悔ばかりしてました…
だって奥歯で無事なのは左上顎だけ、
片側使わないで済ますことができませんでしたからね…

顎の腫れは翌週半ばには収まりましたが、
左顎下に、内出血が出ているのに気づきました。
これは抜糸する直前に浮いてきたものです。
右顎はうっすらでしたけど、左顎はけっこう赤黒く。
負荷が重いと言われた通りでした。

閑話休題。

抜糸のお話。

顎の内出血は、やはり手術の結果で、
直におさまるでしょう、とのことでした。

 手術後、しばらくしてから内出血が浮かぶのは
 実は体験済み。
 震災の前年、重度の肉離れを起こしまして、
 その時、怪我をして数日以上経ってから内出血が
 ぼーーっと浮いてきました。
 そりゃそうですよね、筋肉がぶちっと断裂したんです、
 内側血祭りですよね。
 表皮に上がってくるまで時間がかかるのは仕方ないわけです。 
 その時とまったく同じ状態だったんですね。

1週間ぶりのK先生に、ぶっちんと糸を取っていただいたんですが、
じくっとしてるところを糸引っ張るので…

地味に痛かったです…

出て来た糸は真っ黒。
糸というよりワイヤーのようでした。

さあ、これで通院はおしまいに普通はなります。
私はなりませんでした。

というのも、抜糸の際、口の開きが悪かったからです。

通常、口はがーっと開きますよね。
抜糸時、指を縦に二本以上入れて開くかどうかが基準らしく
私はこの2本指分まで口を開けることができませんでした。

びびりなので、奥を気にしながらということもあったけど、
内出血が浮いている左顎歯茎も腫れていて。
これも原因だったようです、治りが遅いと。
顎が開かない原因を特定する為に
経過観察をしましょう、ということになりました。

さらに一週間後に通院をすることとなってしまいました。
歯茎の疼痛は続いていますし、鎮痛剤が欠かせなかったので、
ロルカム錠を追加処方していただきました。

困った時のロルカム錠。
心強い味方と共に、予約を入れて帰宅したのでありました。

この追加処方がありがたかった。

というのも、抜糸して数日後の8月30日。
夜に、左下の傷口がすごーーく痛んだからです。
まるで傷口が裂けるような外科的な痛さ。
痛い痛い痛い、と当日のblogにも書いてますが、
あれが一番傷口が痛んだ現象でした。

3本一気抜きはやっぱり無謀だったな、と
涙ちょちょぎれた出来事でした…