おじいちゃんの昔ばなし
はじめに言いますが無駄に長いです笑今日はテーマなしです。最近、祖父母と3人で食事をする機会が何回かありました。歳をとると昔の話しをするようになると言いますが、うちのおじいちゃんも「昔はもっと飲めたのに歳をとるのはやだねー。薬もたっぷりあるし。」と言いながら昔の話しをよくしてくれます。戦時中の話し、ふたりの出会いの話し、旅行の話しなどなど。特に戦時中など2人が若い頃の話しは僕もマツコも知らない世界なので興味深いですが、なかには「昔、小金治がうちまで御用聞きに来ていたもんよ。」となかなか世代ギャップがあって分からないネタもあります。因みに昔は肉屋でも魚屋でもサザエさんの酒屋サブちゃんのように御用聞きに来ていたそうです。(家まで注文を聞きに来てくれて届けてもくれる便利なシステム。落語家の故桂小金治さんがアルバイトでやって来たそうです。祖父談)そんな中、先日、ふと電車の話になり「今は便利になったわよね。」とおばあちゃん。確かに便利ですね。僕も新幹線に乗るとわくわくします。「昔は…」とおじいちゃんの話しでは、戦時中は食料は配給制で且つ量も少なくて足りない為、親戚を頼りに地方まで鉄道に乗って食料の買い出しに行ったそうです。遠く千葉や山梨まで。当時は電車ではなく鉄道いわゆるSLですが、特に戦時中や戦後は混雑しており常にすし詰め状態だったそうです。今もインドっぽいところで列車に群がり屋根にまでひとが乗ってる映像を見ては驚くけど、当時の日本も同じでおじいちゃんも車両と車両の間に掴まっていたこともあるらしい。あのおばあちゃんも満席だからって床に座ってたこともあるらしい。今じゃ考えられない。しかも戦時中は走行中にB29が近づいて来たからその場で停車し非難したり、たまたま停車した場所が最寄駅まで近かったから運行再開を待たずそのまま歩いて行ったとか。特に夏場は暑くて車内の窓は開けっ放し。もちろんクーラーはなし。トンネルに入るときは運転手が汽笛を鳴らすのでみんな窓を閉める。閉めないとSLのススで真っ黒になるそうです。それでも夏の暑さで汗をかいてるワイシャツの襟は黒くなってしまい、せっかくの白いワイシャツが汚くなるのが嫌だったみたい。「山梨へ向かう線はトンネルが多くてねぇー。とくに浅川あたりがねぇー(今の高尾らしい)。」なのでおじいちゃんはSLには良い思い出がない。今各地で観光列車としてSLが走って人気がありますし、僕も乗ってみたいと思ってましたが、おじいちゃんは乗りたいとは思わないそうです。そう思っている人がいることに驚きました。どこかに行くだけで大変な苦労だったんだな。また、以前都内には路面電車がたくさん走っていたそうです。現在は荒川線が残るのみですが、当時は都内各地を走っており、私の産まれた江東区にも何本か走っていたそうです。現在は当時線路があったところを細長い緑道公園として一部名残のある箇所もありますが、普段はまったく気付きません。便利だったようですね。亀戸緑道公園。昔はここを路面電車が走っていた。だから細いのねー。(画像参照アマナイメージス)当時その路面電車は通称「花電」と呼ばれ、7銭で乗れたそう。空襲のあともすぐに再開し、みんなの足として利用されましたが、高度経済成長後に自動車が増えて渋滞が慢性化。道路拡張に伴い昭和40年代に順次廃線となったそうです。亀戸や錦糸町はターミナルとして各地を結ぶ花電が走っていたようです。今その役割はバスに代わっていますが、だから亀戸と錦糸町はバスの路線も多いのですね。今当たり前のことが昔は無かった。一方、違う形として今も残っているものもある。ふたりの話しを聞いていて面白いです。身近な歴史授業ですな。そして今度は未来の話しへ。おじいちゃんおばあちゃんの話しを聞いて現代の平和と便利さの有り難みを実感した矢先、ネットニュースで、とあるアメリカのベンチャー企業が2022年までにロケット型の宇宙旅客船を開発するとの記事が。実現するか分かりませんが、実現すると、ニューヨーク上海39分、ニューヨークロス25分、東京シンガポール28分で行けるらしい。まじか。やばいね。スペースXのロケット旅客船。ほんとにロケット笑 (画像参照:www.asahi.com)もっと現実的な話では、リニア新幹線がありますね。これは品川名古屋40分、品川大阪100分で行けちゃう。これは2027年に開通予定(品川名古屋間)なので、遅かれ早かれ現実となります。戦時中おじいちゃんが山梨まで1日かけて苦労しながら行っていた話を聞いた後だけに余計に驚き、楽しみでもある反面、不安にもなりました。そんなに急いでどうするのかと。おじいちゃんもびっくりで時代について行けないと諦めております。過去を振り返ると、新幹線の開通で格段に便利になったが、名古屋や大阪への出張は日帰りになり出張者は逆に余裕がなくなった。高速道路が出来たことで、途中の町は廃れて地図からも消され、旅の情緒が無くなった。(これはカーズの世界だけどルート66廃線は事実)便利になるにつれて余裕がなくなるのでしょうか。プラスな面があればマイナスな面もあるのは仕方のないことですし、これは交通だけの話ではありません。基本的に技術に現状維持はなく、発展し続けるものってことも分かりますが、戦後の不便な頃から努力してきた現在と、便利になった現在からの未来は少々受け手の気持ちは違う気もします。ちなみに今の新幹線も品川名古屋は1時間半で行けちゃいます。これ以上早くなると買った駅弁が食べられない笑。人口が減る中、新幹線とリニアの両方を維持できるのでしょうか。もちろん安全にです。人口の話しになりましたが、このままいくと東京の人口も2030年頃から減少する予定だそうです。そうなると維持する為に外国からどんどん人を受け入れるのかな。シンガポールまで28分で行ける世界ですからね笑。移動も簡単でしょう。ビジネスや旅行も変わりますね。そうなると国の概念も変わるのかな。世界はひとつに?日本のアイデンティティも薄らぎ将来日本語は過去の物に?みんな英語?もちろん自動運転は当たり前?おじいちゃんのように食べ物の買い出しへ今度はSLではなくロケットで行く時代になるのかな。でも世界が狭くなる一方で世界にはまだ戦争している国や食料難な国はたくさんあります。戦争体験者であるおじいちゃんは「やっぱり平和であることが一番大切だよ」って言っております。おじいちゃんがいつもご飯をたくさん注文するのは、昔ひもじい思いをしたから、少なくて足りなくなるのが嫌だからだそうです。案の定、話しはまとまりませんでしたが、おじいちゃんおばあちゃんの話しを聞いて、今後は便利さや利益だけを追求するよりも少し立ち止まってゆっくり考えても遅くはないのではと思いました。しかしスマホは便利だな笑矛盾。