ドリーン・バーチュー　大天使オラクルカードより

クルクルと廻り出した、とある命の欠片の輪。

魂は自信満々で、天界で大口を叩き（友人の名言拝借）そこはかとなく

今回の”人生計画”を決め、ヒラヒラと舞いながら、

あの星を見る。

宇宙には湿気が、ない。

軽やかな居心地の良さから、まるで知る由もない（いや、何回か来てるはずだけど）

地球への思慕は、募るばかりだったように思う。

「この計画大変だぞ、絶対にやめておいた方が良い」

何度もそう止めてくれた最愛の手を振り切って、

私は、理想のみをその胸に高鳴らせ、母の胎内へ滑り込んだ。

出産予定日よりも、数日早いその日。

母は定期健診のつもりで産科医の元を訪れる。

とは言っても臨月なので、何が起こるか分からない…でしょ？

あろうことか、その産科医が、そんなとんでもない事を言い出すとは

露ほども思ってなかったはず。

「新井さん、今日出しちゃいましょうか？」

出しちゃいましょうか、って。。？

予定日まであと数日で、

破水もしてなければ早産しなければならない理由なんて実はなーんにもなかった（らしい）

なものの、慌てて入院荷物を家に取りに行かされ、

わざわざ促進剤を使用して、数時間で誕生したのが、

この私、である。

出しちゃいましょうか、と産科医に言わせたのは、

私のようだ。

あと数日待ってりゃ、「さそり座の女」地で行けたのに（爆

母も身体的負担少なく、自然分娩出来たかもしれないのに。

そこは本当に、すいませんと思います（汗

なんでそこまでして、1970年10月21日に生まれたかったのかわからない。

あまり、誕生日を指定して生まれる赤ちゃんの話は聞いたことがないが、

そもそも、超マイペースで（周りと合わせる気が湧かない。悪気はまったくないのだが）

ボーバクな子供時代に突入するには

（本当は、いろいろ気づいても対処するのが面倒だった）

てんで繋がりが感じられないエピソード、ではある。

産院から帰宅して、程なく

私は母の背中が居住所（？）となる。

少しでも母から離れると大泣きが始まる。

父に抱かれても、あまりにも泣いて泣いてまっっったく鎮まらない私を、

父は「何だ、このガキは。」と軽く放り投げたという。

（ケガする程投げた訳じゃないですよーライトに。）

この辺りの事を覚えているが、私はとにかくパニックだったのだ。

ここどこ！？

なんなのこの畳とか唐紙とか掘り炬燵とか！！？？

お箸でご飯食べるとか、布団で寝るって、変！！！！

（居間にいた祖父母、父を見回して）

違う！！！あなたたちじゃない！！！！　

もう、訳わかんないぃー－－－－－－

智ちゃんはホントに良く泣く赤ちゃんだったねー。

きっと今、親戚の誰かに逢ったら、昨日の事のように言われる。

でもその理由は…こんな感じだった。

この後、夜も日もなく号泣し、

業を煮やした母は、毎日牛乳を500ｍｌ与えて、

なんとか鎮まる私を夜寝かせる。

という荒業を数か月続ける。

お陰で、面白いように肌が弛んで、脂肪もついて

力士のような幼児に成長していく。

赤ちゃんではまだ、言葉に出来ない。

違和感を。

いや、大きくなっても言う事はなかったが、

この時感じた”違和感”が、このストーリーの序章だった。

違和感のある場所に、我慢して居続ける。

母にあれだけ引っ付いていても

はっきり覚えている最初の感情は、【不安】だった。

母もいろいろ不安だったのかもしれないから、

自分の感情だと勘違いして取り込んでたのかもしれない。

昭和40年代、まだまだお嫁さんは重労働も多かったはずだ。

私は、次女。

３年後には妹も生まれ、三姉妹になった。

総勢８人の大家族。

それにしても、

周りに迷惑掛まくりの、誕生から乳児時代。

出来るじゃん、人に迷惑かけるって（爆

…と、これを書いていて思った私は、

冷静に振り返れるつもりだったのに、なんだか汗だらだらです

新井さんちのみんなに、何気に失敬な態度で現れたインディゴ魂は、

（今インディゴ色、ほとんど消えちゃったけれどね）

そのうち、自分が大きくなるまで動く事は適わないんだーと

”悟った”時に、言いたい事を諦めて、全てを心の引き出しに仕舞い込んで過ごすようになる。

乳幼児期から摂食障害傾向は、やっぱりこれが原因だったんだよなぁ（爆

ざっくりと、この先も書いて行ってみようと思います…

最後までお読み下さりありがとうございました。

当時、両親の部屋で撮影したものと思われますが、

ピンクのカーテンに目が行っちゃった不埒な娘

★①「違う！ここじゃない、アンタ達じゃない！！」と泣き続ける赤ん坊。