6月8日 東京都町田市
自宅近くの家庭菜園で、変な昆虫を見つけました。見たことのない昆虫です。交尾をしているのだろうということは想像がつきます。
上の個体(♂と思われます)の胸部の翅の下を見ると、小さく黄色い粒が見えます。平均棍(へいきんこん)です。後翅が退化した証拠です。つまり、ハエの仲間であることがわかります。ハエの翅は2枚、ハチの翅は4枚ですからね。でも、顔つきはハチっぽく見えます😅
その胸部を拡大してみると、アブラゼミを背負っているような感じに見えます。「虎の威を借る狐」という諺はありますが、「アブラゼミの威を借るハエ」でしょうか。アブラゼミに威厳はないと思いますけど🤣
今度は頭部をアップにしてみます。
触角が頭部中央から1本突き出し、途中でY字に分裂しています。まるでカブトムシの角のようです。
さらに、アイスの棒を咥えたような口吻。見れば見るほどひょうきんな顔をしています。
この虫の名は、「ムネグロメバエ」というメバエの一種だそうです。
名前を見ていくと、まず、ムネグロですか…。「ムナグロ」という野鳥がいますので、私には「ムネグロ」はちょっと違和感のある音ですね。
めばえ…。そういえば、昔、幼児用雑誌に「めばえ」ってあった気がします…と思ったら、なんと今でも現役バリバリの雑誌でした💦
ちょっと脱線しましたが、ムネグロメバエについて調べてみると、メスの腹部には、特徴的な突起があるとのこと。知らずに写真を撮っていたので、そこまできちんと撮影することができませんでした。
このハエ、ハラナガツチバチに寄生するらしいです。ハラナガツチバチならよく見るハチですから、意外とムネグロメバエもたくさんいるのかもしれません。
また、
ムネグロメバエ→(寄生)→ハラナガツチバチ→(寄生)→コガネムシの幼虫 という寄生の連鎖にもなっているようですよ。やはり自然は奥が深い!




