色々あったからなんとなくのせてみる
いかなるときでも、お辞儀はし足りないよりも、し過ぎたほうがよい。
怒る時に怒らなければ、人間のかいがありません。
不幸に屈することなかれ、否、むしろ大胆に、積極果敢に、不幸に挑みかかるべし。
ああ、滅びるものは滅びよ。崩れるものは崩れよ。そして運命に壊されぬ確かなものだけ残ってくれ。私はそれをひしとつかんで墓場に行きたいのだ。
生きるとは呼吸することではない。行動することだ。
辞書は時計のようなものだ。いい加減な辞書なら無いほうがいいし、最もよい辞書でも完全に正しいと期待することはできない。
人間の自由を奪うものは、悪法よりも暴君よりも、実に社会の習慣である。
批評家の言うことを聞いてはいけない。これまでに批評家の銅像が建てられたためしはない。
時は苦しみや争いを癒す。というのは、人が変わるからである。
教育の秘訣は生徒を尊敬することにある。
仕事をするときは上機嫌でやれ。
苦悩に負けることは恥ではない、快楽に負けることこそ恥である。
怒れば怒るほど、それが自分に向かってはね返って来て、無数の破片のように自分を傷つける。
自分はいま幸福かと自分の胸に問うてみれば、とたんに幸福ではなくなってしまう。
恋の苦しみは、あらゆる他の悦びよりもずっと愉しい。
本当の美とは人を黙らせるものであります。
なぜいつも遠くへばかりいこうとするのか?見よ、よきものは身近にあるのを。ただ幸福のつかみかたを学べばよいのだ。幸福はいつも目の前にあるのだ。
喜んで行ない、そして行ったことを喜べる人は幸福である。
結婚する。まだ多少は愛したりもできる。そして働く。働いて働いて、そのあげく愛することを忘れてしまうのである。
東に旅しても西に旅しても、自分の家に勝るところはない。
歴史はいつでも敗者に背を向けて、勝者を正しいものとするものだということを忘れてはならない。
体は石鹸で洗い、心は涙で洗う。
我々の信用は、我々の一つの財産である。
言葉というものがあるのを初めて悟った日の晩、ベッドの中で私は嬉しくて嬉しくて、このとき初めて早く明日になればいいと思いました。
芸術は使命は、自然を模倣することではなくて、自然を表現することである。
食べて飲んで楽しく過ごすのだ。明日のダイエットに備えて。
革命は些細なことではない。しかし、些細なことから起こる。
本当によく遊ぶ子供はよく学ぶ。今学ばなくてもやがてはきっとよく学ぶ。
鉄は人間を殺さない。殺すのは手である。その手は心に従う。
少年が幸福なのは、何も知らないためであり、老年が惨めなのは、全て知っているためである。
幸せとは「瞬間」的なものだ。ほとんど毎日、幸せな瞬間なら、少なくとも一度はある。
愛は説明を必要としないものだ。何度も気持ちを説明しあう恋人同士は、すでに離れているか、離れかかっている。
喜ばず、憎まず、悲しまず、期待せず、善行も悪行も捨てて、誠信を捧げよ。善と悪とを捨てよ。真実と虚偽を捨てよ。両者を捨てて、その捨てたという思いも捨てよ。
よいニュースはつねに遅れてくる。悪いニュースはつねに早くきすぎる。
人殺しを許す慈悲は人殺しを育てるに等しい。
今が最善だと思っても、それは今日の最善であり、明日の最善ではない。物事は日々進歩している。
歴史家が確実に予想するのは過去のことだけである。
人生は生きるに値するということが、あらゆる芸術の究極の内容であり、慰めである。
幸せな結婚の秘訣は、どれだけ相性がいいかではなく、相性の悪さをどう乗り切るかにかかっている
誰かを愛することは、その人に幸福になってもらいたいと願うことである。
幸福になる義務ほど過小評価されている義務はない。幸福になることで、人は世間に匿名の慈善を施している。
より多く持つことよりも、より少なく望むことを常に選べ。
私は困難な中で笑える者、苦しみを通して強くなる者、非難されて勇気を出す者を愛する。
真実味のある言葉は美しくなく、美しい言葉には真実味がない。
「真相」は分からない。それを無理に追うよりも、曖昧さの薄闇の中に、物事をおぼろなままで放置せよ。そこにあるおぼろな形が人生なのだ。
人は今日のことでは苦悩しない。昨日起きたことへの後悔、それに明日起こるかもしれないことへの恐れ、それでくよくよする
人が自分に施してくれた恩恵は忘れてはならないが、自分が他人に施した恩恵は忘れなくてはならない。
世界の運命を暴力によって蹂躙(じゅうりん)させないたった一つの方法は、自分自身、あらゆる暴力を肯定しないことだ
新聞・雑誌は嘘の巣窟だ。そして読者の大半は、その嘘にまるめこまれる可能性がある。
ある真実を教えることよりも、いつも真実を見出すにはどうしなければならないかを教えることが問題なのだ。
良い結果をもたらす嘘は、不幸をもたらす真実よりいい。
くだらなく過ごしても一生、苦しんで過ごしても一生だ。苦しんで生き生きと暮らすべきだ。
寒さにふるえた者ほど太陽を暖かく感じる。人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る。
何かの理由でどうしても読まねばならぬと思って読む本は、けっして諸君の友達にはならない。
なぜ人間は血のつまったただの袋ではないのだろうか。
汝自身より優れた忠告を言うものなし。
経験は数千年前からなされてきたが、その跡をたどっても無駄である。他人が自己のために経験したことは、そのまま諸君には通用しない。諸君は己自身のために経験しなさねばならない。
政事は豆腐の箱の如し。箱が歪めば豆腐も歪む。
牛乳を飲む人よりも牛乳を配達する人のほうが健康である。