本祭り当日は晴天に恵まれた。
自治会の人々も集まったところで
まず、祝詞を上げて神に感謝をし・・・
その後、昨年(コロナ禍による)中止によって披露できなかった獅子頭を参拝した皆さんに披露して・・・
そして、いよいよ・・・
舞いを披露する。
(ちなみに僕は太鼓担当。獅子の振りは多少ごまかせるが、太鼓の間違いは絶対許させない。)

そして、緊張の一瞬!
(※向かって右側は子供獅子。実際に中に入っているのも自治会内のチビッ子たちだ。)

ウチの獅子舞いはフル演舞で約8分。
俗称『①番』と『②番』があり、①と②の間で振り手が交代する方式を採っているが、太鼓の交代はない・・・というか、僕以外に叩き手が今のところ居ない。


例年かなり辛く・・・



結局、今年も指にマメが出来てしまった(笑)
(でもまぁ、例年なら2日で55件回るので、確実にマメが裂けるから、それに比べると今年は随分マシだ・・・)

ま、それはいいとして、舞の方は大人はもちろん、チビッ子たちもスゴく頑張ってくれて、ギャラリーの人々(特にお年寄りの方々)にとても喜んで頂け、大成功のままお開きとなった。


当屋と獅子保存会のメンバー共同で片付けをし、社はいつもの平静を取り戻し、人々はそれぞれの日常へと帰っていった・・・。
僕も最後の戸締まりをして社を後にする。

肩や腕に感じる心地よい痛みと達成感を味わいつつ、頂いたお供え物を肩に引っ掛けて家路に就く。

道中で、今年は開催が危ぶまれながらも、皆の高い意識と熱意で開催に漕ぎ着けられたことに、思わず感謝の言葉が独り言のように出ていた
『ありがとう・・・』と。