久しぶりのジョーカーネタ。
いつか申し上げた通り、今回は国内仕様と海外仕様の違いを現車で比較していく。
細かいところを攻めていきますので、関心のない方はスルーでどうぞ。
では、まず全体を見て頂こう。
【外観全景】


ちょっと「間違い探し」みたいだが・・・
続いては、各部をアップで。
違いその①
「ペットネーム」
【ジョーカー】(国内)

【シャドウ】(海外)

違いその②
「ヘッドライト&ウインカーの大きさと形状」
【ジョーカー】
※ヘッドライトバイザーはオプション

【シャドウ】


(海外仕様はヘッドライト大径+ポジションランプ付き)

(海外仕様の方がジョーカーよりも大きい)
違いその③
「テールランプ&ウインカーの大きさ」
【ジョーカー】

【シャドウ】

【ジョーカー】

【シャドウ】

(こちらもシャドウの方が大きい)
違いその④
「ヘッドライトのON・OFF」
【ジョーカー】
日本の法規ではヘッドライトは昼間も常時点灯していなければならない為、そもそもON・OFFスイッチ自体が存在せず、ポジションランプも未装着。
【シャドウ】

ヘッドライトON ・ポジションランプON ・OFFの切り替えスイッチが存在する。
違いその⑤
「シート表皮」
【ジョーカー】はビニール製

【シャドウ】は皮張り

(ただし、他のシャドウはジョーカーと同じ表皮の為、この個体だけのものかも知れない。しかし、きちんと【HONDA】マークがプリントされており、オリジナルだと思われるが・・・謎。)
違いその⑥
「ミラーステーの長さ」
【ジョーカー】

【シャドウ】
※ジョーカーよりも上げ底がされていて、その為車高が10mmほど高くなっている

大柄な人の乗車を考え視認性を向上させたものと思われる。
違いその⑦
「ダクト下中央部ボルト締めの有無」
【ジョーカー】ボルト締め無し
(※リアキャリアはオプション)
【シャドウ】ボルト締め有り

違いを知るためにカウルを外してばらしたところ、このボルトは大型化されたテールランプ類の振動を抑える目的で、カウルの裏側からテールランプのステーがここまで伸びて来ており、それをここでフレームとボルトで固定している為、この様なボルトが存在している模様。
違いその⑧
「前輪側面部分反射板の有無」
【ジョーカー】無し

【シャドウ】橙色の反射板が付く。
外国では法規により側面から自車の存在が夜間でも他車から判るようにこのような反射板を装着せねばならない理由から付いている。

(※しかし、なぜかシャドウ90には装着されていない)
違いその⑨
「メーター内速度警告灯の有無」
【ジョーカー】
分かり難いが60km/h表示の右隣にある「SPEED」の文字に注目
【シャドウ】海外は規則が違うため無い

違いその⑩
「コーションラベル」
【ジョーカー】当然日本語表記

【シャドウ】英語表記
これ以外の言語のコーションラベルは未確認
違いその⑪
「キーシリンダー」
【ジョーカー】

【シャドウ】SAPOの打刻あり

違いその⑫
「イグニッションキーの形状と長さ」
右(短い):【ジョーカー】
左(長い):【シャドウ】

違いその⑬
「ハンドルポストインジケータ部の表示」
【ジョーカー】(OIL・FUELの文字のみ)
【シャドウ】海外仕様は文字に加え、イラストの描かれたステッカーを追加してある
違いその⑭
「フレーム号機(車体番号)の表示位置」
【ジョーカー】左下部
【シャドウ】右下部
違いその⑮
「取り扱い説明書」
【ジョーカー】
【シャドウ】
以上、取りあえず、ここまでで今回は終了。
◎この記事は内容を充実させるために修正や加筆、変更等する場合がありますので、あしからず。