HSPカウンセラーのとしみです。
いつも読んでくださってありがとうございます🍀
以前のブログで「依存」について書いた事がありました。
今日は改めて「依存」について、私の実体験を交えて書きたいと思います😌
私がずっと囚われていたある想い
私は元夫と「共依存」の関係にありました。
関係性におかしさに気が付いてからも、依存から抜けるのは本当に大変で時間がかかる事でした😣
誰かと依存関係になりやすい人には、いくつかの特徴があります。
・小さい頃、親や主な養育者に頼れなかった
・甘えられなかった
・愛されていたという実感がない、または薄い
・親や養育者の支えにならなければいけないと思っていた
・家事や親の仕事の手伝いをよくしていた
・親の愚痴を聴く役割を担っていた など
私も、いくつか当てはまります。
何度も書いているように、私の母はうつ病で、精神的にとても不安定でした。
母の苦しい胸のうちを聴くうちに、気がつけば私は母の“心の支え”になっていました。
「ただ元気なお母さんでいてほしい」
それが娘としての願いでした。
でも、幼い私にはわからなかったんです。
母がなぜそんなに苦しいのか。
どうすればいいのか。
自分に何ができるのか。
ただ、母の話を聴くことしかできませんでした。
私にとって「話を聴くこと」は、苦しんでいる母のためにできる、たったひとつのことだったのです。
そんな家庭環境で育ったからか、私は人の話を聴くことが好きになりました。
楽しい話も、好きなことの話も、つらい経験や苦しい胸のうちも。
でも、つらい話を聴くと「なんとかしてあげたい」「助けたい」と強く思ってしまっていました。
カウンセラーになってわかった事
私の母は、私が20歳のときに自ら命を絶ちました。
母の苦しみを理解してあげられなかった。
寄り添いきれなかった。
助けられなかった。
その無念さが、ずっと私の中に残っていました。
今振り返ると、「苦しんでいる人を助けたい」という想いは、
実は自分の中の無念さを晴らしたい気持ちだったのだと思います。
一見、相手を想っているようで、すべては自分のためだったのです💦
そのことに気づかないまま生きてきた私は、母と同じように心に傷を抱えた元夫と出会い、
「彼を助けたい」「私がいなければ」と思い込み、共依存に陥っていきました。
カウンセラーになった今、はっきりわかることがあります。
――私は誰のことも助けることはできない。
母のことも、元夫のことも、助けられなくて当たり前だった。
なぜなら、自分を助けられるのは“自分だけ”だから。
そして、あなたを助けられるのも“あなただけ”です。
あなたには、必ずその力が備わっています💪
私にできるのは、あなたの力を心から信じること✨
そして、その力を引き出すお手伝いをすること。

