娘が搬送されてから
大部屋のママさんたちは楽しそうにゲラゲラと笑っていて、赤ちゃんは元気に泣いていて
母が個室に移してもらえばいいよ。と言ってくれた
友達にも誕生したと連絡もできずにただただ泣いて過ごしていた
夕飯を運ばれても全く食べる気にならず
おいしそうな酢豚だったけど
大学病院に着いた主人からの電話
「まず、心臓が悪いことは確か。酸素が50%まで下がってしまったので挿管したから。
これから、心臓のエコー検査をするって。また時間かかるみたいだから。」
と。
母と二人で泣いた。
2時間くらいして再度主人からの電話
「病名は、総肺静脈還流異常。手術しか助かる術はないと。ここの大学病院でも対応できるがより専門のこども医療センターで受け入れてもらって明日の朝、手術してもらおうって。
これから、また移動するから。
あと、医療センターの産科に空きがあればママも転院という形がとれるかもしれないって。聞いてみて」
すぐに主治医に確認してみる
「娘は、総肺静脈還流異常で明日手術だそうです。もし、あちらに空きがあれば私も行きたいのですが。どうでしょう」と聞くと
先生は
「もちろん、行けるようにします。確認しますからお待ちくださいね」とすぐに動いてくださった
「あちらの産科からオッケーでました。まれなケースですよ
」
ということで、私も医療センターの産科に転院。
やっと、娘に会える
嬉しい気持ちと、少しの怖さが入り交じってました。