年末年始のチュニジア旅から無事帰国したけど、直後に高熱が出たり、その他いろいろな準備があってバタバタしていて、なかなかアップできず。トルコ旅行記の続きや今回のチュニジア旅のことも今後書いていきたいと思います!

で、土曜日はイベント2件に行って来た。

最初は八王子の巨大家具店内にあるギャラリーで開催された友人のFさんによる
白鳥の写真とエッセイ展だ。元々ワールド音楽(アジア・中東・東欧方面の音楽)ファンがらみの仲間だが、展示は音楽と関係無し。ウッ、八王子とは遠いなぁ~、とは思ったが、白鳥好き歴の長いFさんの白鳥への思いは日々聞いていたので、ビジュアル的にそれを見てみるのも面白そうと思い、最終日となってしまったが、三鷹を出発。電車では意外と近いな、とは思ったが、その家具屋は駅からかなり離れていた。だがそこはさすが都内でも巨大な面積を持つ八王子。家具屋までの無料送迎バスが駅前から出ていたので、それに乗って約10分、すんなりと会場入りできた。

会場にはFさん本人もおり、久しぶり~と挨拶。他にも何人か知人が見に来ており、応対に忙しそうだった。ギャラリーの壁一面に展示された数々の白鳥の写真。

彼女はプロの写真家ではないが、やはり好きというだけあって、かなり間近から接近し、興味深い生態が写された作品も多い。群れを安心させるほど、彼等の場所へ足繁く通っているからこそ撮れた作品だな、という感じがして、さすが!と感嘆のため息が出た。プロの写真家であれば写真だけで全てを語ることが可能であるが、元々プロではない彼女は独自の表現方法で切り込んでいた。作品の脇には撮影当時のエピソードや思いが綴られた文章が飾られていた。作詞もしているだけあって文章の表現力は非常に高い。もちろん文章だけではイメージしづらい部分もあるので、そこは写真と一セットでバランスよい展示となっていた。
 

白鳥母子とのユーモラスな出会い、しかも翌日同じ場所で再会するエピソードの文章と写真は、まるで絵本を読んでいるかのように心がホワっと暖まって自分的には一番気に入った。他にも白鳥には渡り鳥と定住する鳥とで違いがあることや、貴重なヒナや巣の卵の写真等もあり、フム、なるほど~、といろいろ学べた一時であった。ともあれこれからも好きなものをいろいろ表現してほしいものである。八王子のギャラリーは遠いというデメリットこそあれ、それなりのスペースに無料で展示ができるようなので、表現したい人にはオススメのギャラリーかも知れない。


八王子を後にし、夕方は月に一回受講しているワールド音楽講座の新年会に参加した。
場所は極めてオシャレでハイソな雰囲気の代官山。あまりに異次元空間でしばらく道に迷ってしまったが、何とか会場
に行き着くことができた。そこはレストランと言うかイベントスペースのような場所で、別のフロアで作られた料理がそこに運び込まれ、(若干椅子やテーブルはあるが)ほぼ立食感覚でパーティーが展開された。そんなカテゴライズできない感じの店からして、やっぱ代官山だなぁって感じ。

でも料理は味もボリュームも満点で、肉食系女性が多い同講座メンバーを考慮してか、出だしから様々な肉料理が運びこまれ、参加者は感動のあまり食べることそのものよりも、料理の前で大口開けてかっ食らうポーズで記念写真撮ることに没頭してしまうほどだった。僕はその辺シビアに料理をつまんで口に運んでいたが、どれもこれも手がこってて美味い。牛肉やら鹿肉やらを詰め込んだ料理(フランス料理だけど名前失念、写真参照)も、
 
ジューシーな肉の風味と、フワっとした甘みが同時に口の中に広がるし、牡蠣がいっぱい使われたスープもジワ~っと出汁が効いていて、これだけで腹いっぱいになる。他にもパスタやら、ローストビーフやら、トマトの中にいろいろ詰め物をして、表面をテントウムシみたいにデコレートしたものやら、きれいで美味しい料理が続く。デザートは巨大なアップルパイ。その周りには生チョコとゼリーがいっぱい置かれ、豪華さにも一切手抜きが無い。
 

参加者は講師のサラーム海上さん他二十数名。現在の講座の受講者と、古株の元受講者で関係イベントではよくお会いするお馴染みメンバーが中心で、面識ある人が半数を占めていたので、終始ワイワイと盛り上がった。
 
(注:撮影・サラーム海上さん。CDは僕の!(笑))

人数も多いのであまり長くじっくり話すことはできなかったが、一応チュニジア帰りなので、現地で撮った写真や現地CD等を持参して簡単な報告を行ったり、その他各国音楽に関する雑談等しているうちにあっという間の解散となった。皆で歓談してるだけでも満腹になってしまい、全然口にしていない料理も結構あったような気もするが、とりあえず忙しくも楽しい一日であった。