選挙、終わったね~。

なんとな~く、ちょびっと感じただけなんで、別に根拠も何もないから気にしないでね。

今の日本が、一瞬崩壊直後のソ連のように見えた。

かつて絶対的な権力を持っていた共産党支配に対し、人々が立ち上がって民主化を勝ち取り、ソ連解体へと進んだ。人々が熱狂して迎える中、民主化のリーダーだったエリツインが大統領になり、これからどんどん良くなると誰もが信じていた。

しかし、改革を進めようにもすったもんだで空回り。いきなりの民営化で経済は混乱するし、失業は拡大。外交の舞台でもかつてのような威厳が剥ぎ取れてしまったかのよう。確かにこれまでと違って人々が政治について身近に考えるようになった。しかしエリツィン達への期待は幻滅へと変わっていき、安定していた分ソ連時代の方がよかった、という世論がやがて強くなり、駆逐されたはずの共産党議員がいつしか議会に戻ってくる。しかも多数を占めるようになる。ますますもって立場が悪くなるエリツィン。

若い世代は新政権に何も期待せず、かと言ってソ連時代を懐かしいとも思わない。そんな中、彗星のごとく現れたのがプーチン。若手改革派として政治家デビューしている反面、治安機関出身の経歴を持つ。従来タイプの政治家とは雰囲気が違い、ユーモアのセンスはあるし、スポーツマンな所もあって、若年層の心をあっという間に射止める。振る舞いははっきりしていているが、改革派かと思うと、保守的だし、保守派かと思うと改革的。やや曖昧なその立ち位置から保革双方の支持を獲得し、瞬く間に絶大な支持を得てトップに踊り出る。。。

その後は周知の通り。



開票速報見てて、ちょっと思ったのが、やはり彗星のごとく現れ、大きな支持を得て力を持ってきた「みんなの党」。なんとな~く、一瞬だけ、プーチン日本到来を感じた。若いさわやかな雰囲気の候補者を多数輩出し、大阪府知事も全面支持を表明。若くて強いリーダーシップを持った人たちが結集するなんて、正に今の日本人待望の姿を見事に作っている。どことなく、その流れを批判しづらい雰囲気ができてくる。やがて誰もがみんな一つの方向へ向かわなくてはならない「みんなの党」になってったりして・・・。

もう一度言うけど、根拠は何もありません。ほんとのみんなの党はこの国をもっとよくしようと思っていることでしょう。ただ何となく一瞬、旧ソ連が見えただけ。でも仮にもし、渡辺さんがプーチンになってしまったら、逆に世論は歓迎しそうな感じがする。新聞の投書欄には「強いリーダーシップを持った首相」を求める声も大きいし。いや、でもひょっとしてその世論、誰か操作してるんじゃ?! と、思った時には、もうそれが表では言えない社会になってるかも。。

以上、ただなんとな~く感じたコトでした。


えー、ちょっと心を浄化しましょう。今週のお気に入りの曲。
たまたまネットサーフィンしてたら見つけてビックリしました。つのだ☆ひろがゴスペルで歌う般若心経 !ソウルフルでなかなか良いです。