今年のGWの旅先、やっとこさ決まった。

ホントに渡航難易度の高い国ばっかり残ってしまったことが実感できた。次回以降も旅先選びは苦労するかも知れない。

で、今回決まったこの国も、なかなかヒョイと行ける国ではない。
年間の入国者を制限しており、入国にはやや高額なパックツアーに入るか、一日200ドル以上の滞在料を課せされた個人旅行のいずれかの選択を迫られるヒマラヤの王国、ブータンである。去年に続いてまたヒマラヤ方面か。

考えた結果、ツアーに入ることにした。現地人の家にホームステイ体験できるなど、ツアーならではのアトラクションが気に入ったこと。この国では個人で回るにしてもガイド・運転手と一緒でないとならないのであまりツアーと変わらないと思ったから。
確かにツアー旅行は個人旅行に比べて自由に動けないし、決まった場所しか回れない所が敬遠されがちだ。僕自身二十代になってからはずっと一人旅や友人と一緒の旅に慣れてしまったので、今から団体旅行に入ることには違和感を感じる体質となってしまっている。

しかし、旅とは形式ではなく、いかに楽しむかが最重要課題。これまでの一人旅は全て楽しめたのか、と言えば決してそうではない。何か興味深い物事を見ても、それが何なのかわからず、現地の人に聞こうにも言葉が通じず、結局行ったはいいけど、最後までよくわからなかったなんてこともある。何か感動があったとしても、それを分かち合える人が いない時、家族連れや欧米人カップルがワイワイ楽しそうに食事している中、一人でメシを食う時、なんか寂しいしな。昔に比べて一人旅で得る体験に新鮮味を感じなくなってきてるということもある。
行き着くところ、個人旅行であれ、団体旅行であれ、楽しい旅ができればそれがいい旅じゃないか、と最近思うようになれてきたのである。

初海外で中央アジアに行った時はツアーだったが、参加者は皆世界中を(ツアーで)行き尽くした年配の重鎮ばかりで、僕なんぞガキ扱い(実際ガキだったのだが)で輪の中に入れなかったあの時の印象を引きずってることもツアーに抵抗のある原因かも知れない。

ま、それはともかくちょっと痛いのはその金額である。でもいつかは行きたいと思っていた国だ。リビアや東シベリア、行ってみようとあの手この手で渡航へのアプローチを続けたが、どうやってもダメだった。今年はこれらの地域とは縁がなかったと思おう。そしてブータンに縁があったのだと。

今回入るツアーはこれ
。一人で入るので、他に男性参加者がいないと一人部屋追加料金が更に発生してしまう。ブータン旅行を考えてる方、GWの旅先がまだ決まってない方がいたら、幻の仏教王国、いかがですか?席はまだあるようです!