先週、遂にフォトブックが完成した。
タイトルは「全アジア到達のあしあと」。英語では「My Woundaring History of All around Asia」。

Ling Muがこれまで訪れたアジアの国々の写真(自分で撮った写真 or 自分が写ってる写真)を一カ国2枚~4枚セレクトしたダイジェスト版である。取り上げられたのは1988年の初海外だった中央アジア・ウズベキスタンに始まり、つい数ヶ月前(2008年11月)に訪れたバングラデシュまでの20年分計32カ国。

全アジア到達への旅を始めて20年目という区切りである上、アジア64カ国・地域のちょうど半分を訪れたという区切りでもあったため、「前編」という形で記念に残そうと思った次第である。あと、アジアがらみの仲間と会う時なんかに、これまで過去の旅写真アルバムを持ち歩いていたが、フォトブックの方が見栄えもいいし運び易いかなと。そんなこんなで作ってみたら全94ページの大作となってしまった。たまたまキャンペーン中で、1冊作っても2冊作っても値段的に大きな差が無かったので、2冊作った。1冊は完全保管用。もう1冊はコミュニケーションツール用にでもしようと思っている。

しかしこの製作、いろいろ苦労の末やっと完成したのである。

ASIAN FOREST

前にも述べたが、デジタル画像以外の写真では作れないこのサービス。僕の過去の旅のほとんどはネガフィルムの写真ばかりなので、対象の写真を一旦CD-Rにしないとならなかった。なので過去のネガの選定に時間はかかるわ、部屋は散らかるわ、CD-R作成だけで金はかかるわで大変だった。
更にこのサービスでは表紙以外に文字を入れることができないため、もし文字を入れる場合は画像そのものに入れ込まないとならない。何せ沢山の国の写真だ。国名や場所ぐらい書いておかないと見る方もわかりにくいだろうし、海外の知人にも見てもらうとなったら英語表記もほしい。
で、これら画像一枚一枚にペイント設定をして、隅っこに文字を入れたのである。しかもこの機能、一度間違えると書き直しが効かないのでやはり苦労した。

その他細かなトラブルもあったが、とりあえず3月2日に無事完成!ま、それはよかったが、僕が苦労して入力した文字の一部がはみ出て見えなくなってしまっている写真が多々見受けられた。ちょっとクレームしたが、フォトブックの寸法に合わせるために画像を広げたり縮めたりする過程で隅の箇所が若干切れてしまうこともある、元々文字を入れる前提ではないので、画像中に入れられた文字が完全に残されるという機械的保証は無いとのことだった。

ま、残念ではあるが、もうやるだけのことはやったので、これでよしとしましょう。


このフォトブック作成のお陰で、一つ問題点とその解決策が浮かび上がった。
これまで放置していた問題。旅で撮影したネガが多過ぎて、保管場所に困るし、いざ現像する時に探すのが大変だということである。

そこで・・・。これら写真を収めているアルバムの見開き部分にポケットを付け、そこに収納することはできないだろうか?

ペタッと貼り付けることのできるポケットが無いか、文房具屋さんに聞いてみた。すると、粘着ポケット なるものがあるとのこと。しかしこれ、普通の場所ではなかなか入手できない代物なので、取り寄せしてもらって一週間後に購入できた。


ASIAN FOREST
で、使ってみたのだが、貼り付け部分が小さすぎ!一冊のアルバムに入る写真はネガフィルム12本分。つまり前の見開きに6本分、後ろの見開きに6本分の二つのポケットを付けないとならない。この6本分のネガの重量で、せっかくの粘着も力及ばず、ペラっとはがれてしまう。仕方無く、たまたま持っていた両面テープで補強して何とか装着することができた。それにしてもポケットがネガの分だけ厚くなってしまい、アルバムがちょっと膨らんでしまった。ま、要は保管する場所に困ってるモノを全部アルバムに押し付けただけだからな~。
後でネットで見たら、こんなモノ があったようだ!早く気付いていれば・・。