冬のささやかな楽しみの一つ。

自販機に「コーンポタージュ」が並ぶことニコニコ

実は自販機のコーンポタージュが大好きなのである。この時期なんか、一日一回は飲んでるかな。時には二回飲んじゃう時も!だって、スープってどちらかと言うと飲み物というより料理の一ジャンルって感じがするんだよな。特にコーンポタージュには粒のコーンが入ってるから、小腹空いた時なんかに100円ちょっとで気軽に自販機で買える軽食って感覚なのだ。

でも、今までいろいろなポタージュを飲んできたんで、味には結構うるさくなっている。だから飲む銘柄はほとんど決まっている。一番のお気に入りは、ポッカの「じっくりコトコト煮込んだスープ」。やはりその名の通り、じっくり煮込んだ感じのトロっとしたほろ甘いスープにシャキシャキした歯ざわりのコーンがたまらない。ホントはスープだけを取れば、アサヒの「あつあつとろまろ」の方が美味い。アサヒのポタージュはかつて、缶のデザインに高級感があり、横文字の名前だったが、その頃から好きだった。一番の難点はこれを扱ってる自販機が少ないこと。地元では一箇所だけでしか見られない。遭遇率で見れば「じっくりコトコト」の方がよく見かける上、コーンの味とスープの味を総合すればやはり「じっくりコトコト」に軍配が上がる。

ASIAN FOREST
「じっくりコトコト」のもう一つのメリットは、よく振ってから飲めば、中のコーンもスープと一緒に口に流れてくること。ここ、結構重要!飲む前にいくら振ってもコーンが底に沈んだ(張り付いた)ままで、スープと一体にならないポタージュ、意外と多いのだ。今職場の自販機で売られてるポタージュ(名前も銘柄も忘れた)は、その典型。スープを飲みきった後も全然コーンが落ちてこないので、上向いて口をあんぐり開け、缶をシャカシャカ振りながら落ちてくるコーンを一つ、一つ食べるのだが、なんだか缶ジュースを最後の一滴まで飲もうとしているようで、ちょっと貧乏くさい。ま、職場自販機は一個90円だからそれでもいつも飲んではいるが。

逆にお勧めできないポタージュは、メーカー問わず「北海道」という名前がタイトルについているやつ。全体的にスープの味も薄いし、コーンも硬くてうまみがない。

これらポタージュ、例年だと春が来るちょっと前には自販機からその姿を消してしまう。あまり買う人いないのかなー。まだ寒い季節は終わってないし、もうしばらく売っていてほしいですな。ま、そんなわけで、ふと暖かい飲み物を飲みたくなったら、コーヒーもいいですが、コーンポタージュも試してみてください!