映画鑑賞備忘録

映画鑑賞備忘録

観た映画備忘録。

Amebaでブログを始めよう!
プペル言葉にひそむ謎の違和感不快感の正体とは!?

結論、たぶんただ単に合わない。

解決!!解散!!!
動きがよくて絵も綺麗で画面も作り込んでいてキャラそれぞれの演技もよかった!
ただ、なにか悪霊がとりついて人間のふりをしているような意味は分かるし似てるけどちがう言語を聞いているようだった。
なにかがズレている翻訳機を搭載されているというか。
※あの文体に私がついていけていないんだろうなと思った。老化か。老化なのか。


観ましたプペル。
スチパン的なごちゃごちゃ高層複雑街!廃棄物から生まれたゴミ人間!孤独な少年!!奇妙な二人組が勇気と友情で街の呪いをとくため走る!飛ぶ!安心と信頼のSTUDIO4℃!さすがSTUDIO4℃!動く動く!あの街を縦横無尽に走る!
臭いを感じられそうな街!!
というこれ絶対美味しいやつ!
好きにならないわけがない!!!!

のはずだった。

美術は素晴らしいし好きなタイプの街だしキャラクターも癖ありで魅力的!に!なるはず! 
声や演技も合ってるキャスティングのはずなんだけども、 
なぜかどうしてもなんだか合わない。 
ナレーションから台詞のすみずみ、つまりテキストというテキストがたぶん聞いているのを苦痛に感じるレベルで合わないのでもうただただ合わないんだなこれ。 
あの物語や物語に感動した人、感動した事実を否定する気持ちは全くなく、ああただただ私には合わない「文章」だったなあという感想でした。 
つきまとう薄ら寒さと薄気味悪さと居心地悪さ。 
自分にとってとても読み辛い文体があって、その文体で書かれた物語というか。 

あととつ町民がまあまあクソなんだけどクソのくせになんだその手ぬるい上滑りする罵詈雑言は?! 
もっと憎悪と怨念と殺意と呪いを込めんかい首とる気でいけやる気あんのか??? 
などと思ってしまい。 
※町民はたぶん殺すまでの気はない。 

美術も音も声も世界観も好みなのに、文体が、文章が、歌詞からナレーションから台詞まであらゆるテキストが受けつけられないという貴重な経験をしました。
本当に貴重だった。

あれだけ喋りまくる口数は多いけど最終的に話はなんだったのかわからないモグラ男くんの喋りまくっているときの言葉が唯一人間の言葉に聞こえた。救い。わかる!わかるぞ!!??という気持ちだった。