おはようございます。
いつも当院ブログをご覧いただき
ありがとうございます。
さて、昨日私どもは歯科医師国家試験対策の
授業に行ってまいりました。
どの生徒さんも真剣に聞いてくれて、
わかりにくかった項目についても
スッキリと納得されて帰られていたようでした。
学生さんたちの勉強方法を見たり聞いたりしていますと、
どうもいわゆる国試の過去問を漫然と
覚える（それも中途半端な「丸暗記」）ことに
時間を割いてしまっていたり、いわゆる大手予備校の
授業に出て、それだけで勉強した気分になっていたり
といった状況になっているようです。
私たちが学生の頃、もう２０年くらい前になりますが、
その頃でしたらそうした勉強法でも十分に
通用したのでしょうが、今は問題が学生さんたちにとっては
難しくなっていて、通用しなくなってきています。
ところが逆に、私ども教える側にとっては
それほど難しい、あるいは難しくなっているようには思えません。
なぜなら日常の臨床で、普通に行われていることが
そのまま出題されているためなのです。今の歯学部、歯科大学の
学生さんたちはそうした現場のやり方や考え方に
接する機会がなかなかないようでして、それがどうも
合格を難しくしているのではないかと思えてきます。
私どもの授業では、過去問や、あるいは卒業試験の問題などを
使用して、そこからさらに奥深く、かつ幅広く理解してゆく
講義を行っています。わからないところについては
わかるまでとことん、説明し、お付き合いいたします。
一コマ２時間があっという間に過ぎてしまうことも
しばしばあります。国家試験の勉強法といっても、
決して特別な勉強法やテクニックが
あるわけではないのですが、一見遠回りに思えても、
一つ一つ正しく、深く理解する勉強を心がけてゆけば、
必ず道は開けるものと確信しています。
頑張って付いてくてくださいね。
それでは、また。
すずらん台矯正歯科